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明石であそぼう! たこ焼きキャンプ takocamp.exblog.jp

 「福島の子どもを招きたい! 明石プロジェクト」が主催する「たこ焼きキャンプ」のブログ


by takocamp

なつかしい再会@明石

新型コロナウイルスの影響で、たこ焼きキャンプの開催がストップしている状況が長く続いています。
少しでもできることをやっていこう、という思いで、福島からたこキャンファミリーにこちらに来てもらい、この3月に神戸でたこキャンスタッフやボランティアさんなどとの交流会開催を予定していました。
しかし、「まん延防止等重点措置」期間が延長になったことから、やむなく交流会は中止に。
ほんとうに残念でしたが、交流会に来てくれる予定だったご家族1組がこのたび、神戸と明石を訪れてくれました。

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スタッフ2名が合流して、明石公園での再会!
2014年のたこキャンから何年も続けて参加してくれた男の子と、そのご家族。
すっかり落ち着いた青年になっていて、時の流れを感じました。
変わらぬ素敵なご家族の関係と、たこキャンと重ねてきたつながりにも、胸がほっとあたたかくなりました。
当時のキャンプの写真を見ながら、いろいろな思い出や近況も語りあい、とてもいい時間を過ごすことができました。明石のプチ観光や、明石焼きもつまんでいただきました!

ちょうど東北で大きな地震があり、11年前を思い出させるような体験を福島でされたばかりでしたが、不自由な中、よく関西まで来てくださいました。
大勢集まっての交流会ができなかったことは残念でしたが、いずれまた機会を待ちたいと思います。
ささやかな形でもひさびさの再会ができたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、たこ焼きキャンプとしては、4月に入ってすぐに山形県の米沢と福島県いわきの二か所にて交流会を予定しています。
今度は、スタッフが関西から出かけていき、福島のたこキャンファミリーと再会することになっています。
後日の報告を、どうぞお楽しみに!


# by takocamp | 2022-03-21 12:06 | たこ焼きキャンプ2022 | Comments(0)
みなさん、ご無沙汰しています。
2021年も、あと1か月。
少し収まりかけたように見えた感染状況も、このところ新たな変異株のニュースで、また先行きが不透明になってきましたね。
でも、たこ焼きキャンプのスタッフは、さまざまな状況の中にありつつも、元気に過ごしています。

さて、今回はうれしいお知らせがあります。
たこキャンも参加している、関西の保養団体をつなぐ「ほようかんさい(保養をすすめる関西ネットワーク)」がこのたび、本を出版しました!


関西の保養の10年を記録した本ができました!_d0238083_23060545.jpg

関西でこの10年、保養にたずさわってきた20以上の団体が、それぞれのこれまでの活動をふりかえり、子どもたちや親御さんとかかわり、悩み、笑い、ともに過ごした日々がいきいきと綴られています。
もちろん、たこ焼きキャンプのページもあります!
本のくわしい内容は、↓こちらをクリックしてくださいね。
https://sekifusha.com/9181

本の編集委員として、たこキャンからも2名のスタッフが参加し、作業にあたってきました。
会議も、コロナで実際に会えないため、毎週オンラインで話し合いを重ね、たくさんの思いをこめて完成を迎えました。
本の巻末には、原発をめぐるさまざまな状況についての豊富な資料もついていて、とても読み応えのある一冊となっています。
長い間、福島のみんなと会えない時が続いていますが…
この本の中には、たこ焼きキャンプの日々が、そして多くの保養キャンプのきらめく時間が息づいています。
ぜひご一読ください!

◆購入申し込み
メール takocamp@gmail.com まで、冊数、お名前、住所を明記してご送信ください。振替用紙を同封の上、スマートレター等で郵送いたします(振替手数料はご負担お願いします)。
2021年12月末までのお申込み分は送料無料です。2022年1月以降は実費請求となりますので、ご了承ください。
※全国の書店でもご注文いただけます。Amazon・楽天でもご購入いただけます。


# by takocamp | 2021-12-06 23:29 | 保養のひろがり | Comments(0)

youtubeで夏のごあいさつ

また暑い夏がやってきました。
2021年の夏も、新型コロナウイルス感染は収束せず、たこ焼きキャンプは実施を見送ることになってしまいました。

ボランティアさんや支援してくださる方々には、先日、「たこやき通信vol.32」として、たこキャン10年目の特集号をお送りしました。
その中に、これまでに参加してくれた子どもたち、親御さんたち、ボランティアさん、スタッフなどの寄せ書きがたくさん掲載されています。
成長した子どもたちの今の声、これまで参加したキャンプの思い出、感謝の言葉、これからも支えたいという思い…それぞれの人にとってたこキャンがほんとうに大切な、かけがえのない場と時間であり続けてきたことが感じられ、胸がいっぱいになりました。
寄せ書きを送ってくださったみなさん、そして通信を読んでくださっているみなさん、ほんとうにありがとうございます。


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さて、通信vol.32でもご紹介していますが、去年夏の「おうちdeたこキャン」とはまた趣を変えて、今夏はyoutubeで「スタッフからの夏のごあいさつ」をお送りすることにしました。
すっかりyoutuberばりになったマスターの努力のかいあって、なかなかすてきな(自画自賛!?)動画ができあがりました。
まだの方は、こちら↓からぜひご覧ください!(動画は全部で20分足らずです)
https://youtu.be/2AqZ_9PfHSk

この動画を収録したのは、6月22日。
なつかしい須磨の宿舎に、当日都合のついたスタッフが集まりました。
スタッフのミーティングなどもオンラインでおこなっているので、実際に顔を合わせるのはほんとうにひさしぶりでした。
もちろん、換気・消毒をしっかりやって、収録本番以外はみんなマスク着用。


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工場長の作った、たこキャンの歌「きみたちのあの笑顔」(名曲です!)をみんなで演奏するため、わらわらとスタンバイ。


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あ、演奏中の写真は、筆者も演奏に参加していたため、撮れず…
動画をご覧ください!

スタッフそれぞれのインタビューなども収録し、みんなで映像をチェック。
「なかなか、いいんちゃう?」


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やっぱりリアルで集まるって、いいなあ。
楽しい収録でした。
でも、そのあとはみんなすぐに、それぞれの帰路につきました。
ごはん食べに行こっか!ビール飲みに行こっか!と、わいわいできたら、どんなにいいか…
という思いを胸にしまいつつ。

いずれ時が来たら、スタッフで集まってミーティングをして、これからのことを語り合ったり、そしてもちろん、福島のみんなとの再会の計画を、いろいろ考えたりしたいです。
それまでは、この動画を見ながら、わたしたちもたこキャンのこと、福島の子どもたちやご家族のことを思いつつ過ごしていきます。
どうぞみなさんがお元気で、そして平穏でありますように!
笑顔の再会をイメージしながら、夏空を見上げています。


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# by takocamp | 2021-08-04 15:26 | たこ焼きキャンプ2021 | Comments(0)
例年なら、たこ焼きキャンプがおこなわれていた、この時期。
新型コロナウイルスの影響で、全国ほとんどの保養キャンプが、今年は被災地の子どもたちに来てもらうことができず、キャンプの実施を見合わせています。

せめて、たこ焼きキャンプとして何かできないだろうか?
コロナ状況下で普及した、リモート会議システムを使ってみてはどうだろう?
まずはスタッフで話し合い…といっても実際に会うことは難しいので、ZOOMを使って何度かのミーティングをおこないました。

まずは手始めに、「たこキャン家庭訪問」として、福島にいる数家族とスタッフが、ZOOMで交流。おうちにある自慢のものを見せてもらったり、おしゃべりしたり…。
子どもたちはyoutubeやゲームなどで慣れているせいか、リモート交流にすぐになじんで、とても楽しんでくれました。
その体験をもとに、さまざまな話し合いや打ち合わせののち、8月10日に「おうちdeたこキャン」を実施することになりました。

本物のキャンプはできないけれど、たった一日だけのリモート交流だけど、せめて今年も《たこキャンの気分》だけでも味わってほしい。
そして、ずっとつながり続けていることを、お互いに少しでも感じることができれば。
そんな気持ちで準備を進めました。

実際にZOOMで参加する親子だけでなく、これまで参加した親子やボランティアさんなどにも見てもらうため、なんとyoutubeの限定公開で同時配信するという、たこキャン史上初の高度なミッション!
特にマスターは、いろいろ調べて機材をそろえて、奮闘しました!
もはや、ユーチューバーになれるのでは?

さて、8月10日当日。
須磨の宿舎に、スタッフが集まってきました。
実際に会うのは、みんなほんとうにひさしぶりです。
感染対策のため、玄関は使わず、庭から出入りします。
消毒なども徹底し、気をつけながらの実施となりました。

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まずは、午前中のリハーサル。
なにせ、こちらのカメラ3台と、福島のご家庭6軒、さらに兵庫県内に散らばる学生ボランティアさん10人以上をZOOMでつなぎ、さらにそれをyoutubeで生中継(同時配信)するのですから、メカに不慣れなスタッフにとっては大ごとです。

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おや? うまくいかないぞ? どうしたらいいんだろう?
と焦る場面もありましたが、何とかなるだろう!

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今回、「おうちdeたこキャン」のテーマソングを作詞・作曲してくれた工場長。
思いがけないほど(爆)心にしみる名曲の誕生です!

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最後の自主アンコール(?)「リンダリンダ」のリハーサルも、ざっくりと。

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いよいよ本番開始!
子ども担当の人気ボランティアさん、まっさんも仕事帰りに駆けつけてくれました!

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約1時間の構成内容は、こんな感じでした。
集まったスタッフからのあいさつから始まり、これまで参加してくれたボランティアさんからの動画メッセージや、今の須磨寺近辺の様子の動画紹介、そして今回参加してくれた福島の6家族とZOOMやLINEビデオ通話でつないで近況報告、兵庫県立大のボランティアサークルbridgeのみなさんとのZOOM交流など、盛りだくさんです!

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みーこさんの進行で、福島にいる子どもたちと、bridgeの学生さんもまじえてゲーム。
盛り上がりました!

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最後は工場長の作ったテーマソングをスタッフみんなで歌い、自主アンコールの「リンダリンダ」で終了!
福島のおうちから、子どもたちも手拍子してくれました。
どうなるかと思ったyoutubeでの配信もうまくいき、楽しく1時間あまりを終えることができました。
ご協力くださったボランティアのみなさん、兵庫県立大bridgeのみなさん、そして視聴してくださったみなさん、ありがとうございました!

まだまだ新型コロナウイルス感染の収束は見えませんが、きっと元気で再会できることを信じて、これからも私たちができることを模索していきたいと思います。
みなさん、またお会いしましょう!!

# by takocamp | 2020-08-13 15:41 | たこ焼きキャンプ2020 | Comments(0)
新型コロナウィルスにより社会的に大きな影響が出ています。
この夏に予定していた「たこ焼きキャンプ2020」の実施についても、スタッフが熟議を尽くした結果、以下のとおり、実施の見送りを決定しました。

【今年の夏のキャンプの実施について】
新型コロナウイルスの影響により、2020年夏のたこ焼きキャンプは、大変残念ながら実施を見あわせることになりました。
「被災地の子どもたちの心身の健康のための安全で安心なキャンプ」という、私たちの活動の根幹を守るための決断です。
今後状況が改善され、安全と考えられるようになれば、2020年度内に子どもたちと何らかの交流の形を、と考えています。
これからも私たちは、被災地の親子に寄りそう活動を模索し歩んでいきます。

【スタッフの話し合いでは】
たこ焼きキャンプをなんとか今年も実施したかった、というの共通する思いでした。
10回目の節目のキャンプとして準備を始めていた中での実施の見送りをとても残念に思っています。
仕事への影響や家族の心配などもあり、話し合いはメールおよびネットの動画会議システムを使って行いました。

・夏までに収束しても100%ではなく不安が残ること
・宿泊と公共交通機関による移動で、密集、密接が避けられないこと
・安心して保養するという目的に照らせば、福島にいる方が安全かもしれないこと。
・参加希望者の家族の意見も聞き、心配していることがわかったこと。
・ボランティアの健康の心配もあり、事前の学習会やミーティングがやりにくいこと。
・今までやってきた、福島での「中だこ会議」など、子どもたちの意見を取り入れながら時間をかけてキャンプを組み立てる方法が不可能なこと。
・仕事等も含め、スタッフの関わり方にも見通しが立たないこと。
などが、見送りの理由となりました。

それでも、年度内になんらかの取り組みができないか、という意見も出され、
・家族単位で自由に来てもらう
・『やらない』というのではなく、決定にリミットを設けた上で、別の時期に開催する
・同窓会を関西でする(子どもたちとの再会をゴールと考える)
などの案も挙がりました。

当プロジェクトとして、2021年以降もなんらかの活動を続けていきたい、という方向で考えています。
これまでの活動に関する報告は、近い時期に支援者のみなさんにお届けする予定です。
今後の動きについて決まれば、ホームページ及びブログでも告知いたします。

みなさまのご自愛とともに、新型コロナウィルス感染の収束を心からお祈りしています。

2020414
たこ焼きキャンプ(福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト)代表 小野 洋

# by takocamp | 2020-04-19 23:30 | たこ焼きキャンプ2020 | Comments(0)