今年も、私たちスタッフやボランティアが福島を訪れ、夏のキャンプに参加した子どもたちと再会し、親御さんやきょうだいも含めにぎやかに1泊2日を過ごしました。
近年の《たこキャン同窓会》は、たこ焼きキャンプの保護者団体「たこ焼きキャンプFUKUSHIMA」の中で手を挙げてくれたお母さん・お父さんが、毎年準備や手配をおこなってくださっています。
今年も、幹事役のお母さんたちのきめ細かい準備と進行で、楽しい2日間が実現しました。
12月9日、スタッフ3名+子ども担当ボランティア2名が福島・二本松へ。


たこキャンの子どもたち、お母さんたち、きょうだいたちが次々と集まってきて…
夏以来の再会!
みんな少しずつ背が伸びて、おとなっぽくなっていますね~

うれしいけどちょっと照れてみたり。

お母さんたちも早速、話に花が咲きます。

みんな、ひさびさの《たこキャン時間》が始まった感じです。

みんなに会えてほんとにうれしいです。
夜にはもっと人数が増えるよ!

「げんきキッズパーク」で遊びはじめた子どもたち。
すぐにエンジン全開です!


震災後に福島県内に次々とできた、室内遊び場。
ここは広々としていて、さまざまなアイテムが用意されています。

大きな遊び場には、すべり台やボールプールなど遊び道具がいっぱい。






たくさん遊んだあとは、二本松の男女共生センターへ移動。

ここで、昼間は参加できなかった子や親御さんも合流しました。
会場を埋めた親子とスタッフ、総勢約50名!

ここから合流の子は、子ども担当と再会してニコニコです。
なにやら、ギネスに挑戦するらしい!?

さっそく自分たちでタイトルを書きはじめる子どもたち。

みんなで夏のキャンプの写真を見ながら思い出を振り返ったあと、幹事役のお母さんたちが手配してくださったお弁当で夕食です。
いただきまーす!

幹事役のお母さんたち、集まってくださった親御さん、小さいきょうだいのみなさん、ほんとうにありがとうございます!

女の子チームも集まりました!


夕食の後は、子ども担当の翔くんと栄志くんが用意したゲームをやりました!
こちらは紙をつなぎあわせて競うゲーム。

ジェスチャーゲームも盛り上がりました!


景品のお菓子、僕にも僕にも~

こちらは、夜の大人の部。
福島の美味しいお酒やら、兵庫の海の幸のおつまみやら… 大人たちのおしゃべりが広がります。
その中を、小さい子たちがあっち行ったりこっち行ったり。

たこキャンキッズもお菓子を求めて大人部屋にやってきました~

夜はまだまだ長いぞ!
寝ない気(!)まんまんの男子たち。

こうして二本松の夜は、にぎやかに更けていきました。
(ほんとにほとんど寝ずに遊んでいた子もいるというウワサも…)
翌日、12月10日。
朝食のときの風景。
自分の弟も大好きだけど、ほかの子の弟も可愛くて仕方ない!
大きな子が小さな子を一生懸命お世話する様子がたくさん見られました。

用事があって早めに帰る子を、マスターと翔くんがお見送り。
また会おうな~!

2日目の午前は、親御さんの懇談会をおこないました。

たこキャンに参加するようになってからの子どもたちの変化、保養キャンプをこれからも長く続けてほしい、この同窓会が親が参加できる貴重な機会なので、これもぜひ続けていってほしい… など、いろいろなご意見を聞くことができました。
とにかくたこキャンが大好き!たこキャン命!というお子さんが多く、私たちにとってはほんとうにありがたい声をたくさんいただきました。


子どもを迎えに来られた親御さんとも、短い時間でも顔を合わせてお話を聴くことができ、よかったです!

最後に全員で記念撮影。
今年も楽しくにぎやかな同窓会が実現したことに心から感謝です!
あらためて、幹事役のお母さんたち、何から何までお世話になりました。本当にお疲れさまでした!

名残り惜しく別れていく子どもたち。
来年また中だこ会議で会えるかな~

高校生になったらボランティアでたこキャンに行く!と言ってくれてる子たち。
頼もしい! それが実現したらほんとうにうれしいことです。

大好きなマスターと3ショット!
きっとまた会おう!

ここからは、同窓会後の番外編。
みんなと別れたあと、せっかく福島に来たのだからということで、子ども担当の若者2人をプチ・スタディツアーに連れて行きました。
まずは、浪江町から津波被害のため仮移転し、二本松駅前で営業している「杉乃家」さんで、名物の浪江焼きそばをいただきました。

そのあとは、先日のボランティアさんたちのいわきスタディツアーでも訪れた、三春町のお店「えすぺり」へ。
こちらで、オーナーである大河原多津子さんのお話を伺うことができました。

有機農業で未来を描いていた大河原さんご夫妻。
震災と原発事故以来、言葉につくせないほどの困難に出会いながら一歩一歩前進し、このお店を開いて今日まで発展させてこられた道のりの一端を聞かせていただき、深く胸の奥に響きました。
お忙しい中、時間を割いてお話を聞かせてくださった大河原さん、ほんとうにありがとうございました。
最後に訪れたのは、三春町にある「コミュタン福島(福島県環境創造センター交流棟)」。
原発事故以来の放射能汚染について学習できる施設として昨年開設され、福島県内の小学生は全員、学校単位でここを訪れるようになっています。


放射線の動きを目で見ることができる機械。

さまざまなとらえ方があると思いますが、具体的に放射線についていろいろと学べる反面、廃炉の問題や現在の放射線放出の問題などには触れず、福島への郷土愛や復興を前面に出す形で作られている施設とも感じました。福島を初めて訪れた若者たちは、どんなふうに受けとめたでしょうか。
福島県内では当たり前の風景となったモニタリングポストも、2人にとっては初めて間近に見るもの。今回の経験が、福島をめぐるさまざまな問題を考えるために少しでも役立ってくれればと思います。

たこキャン同窓会2017、濃くて熱い2日間となりました。
参加してくださったみなさん、支えてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
※この事業は認定NPO法人 しみん基金•こうべの助成も受けて実施しました。
そして、たこキャンにかかわり、応援してくださるみなさんへ。
どうぞよい新年をお迎えください!
2018年が明るい思いを抱ける年になりますように。
新しい年も、たこ焼きキャンプをどうぞよろしくお願いいたします!
熱く濃い12日間は、子どもたちの胸にどんなふうに残ったのでしょうか。
福島に帰り着くまでの日々、じっくりとご覧ください。
【ちいさな瞬間のスケッチ。】
日々を過ごしながら近づいていく、子どもたちの距離。

大人との距離もまた。

みんなで作ること。

話し合うこと。


日々を食べること。

のんびりあそぶ。

わらう。

本気であそぶ大人っておもしろい。

ぜったい離さない!

おもいっきり駆けまわる。

ぼくをつかまえた。

今年も、さをり織り。
創作工房ゆうさんに機械をお借りして。

ハカセと虫探索。

こんな偶然あるんだね!
おんなじTシャツのふたりは、たちまち仲よし。

来ては去っていく大人たちを、そのたび見送る。
たくさんの出会いと、別れ。

きっとずっとなつかしく思い出す。
こんな風景と時間。

子どもたちの日々を支える、生活担当。
まさに縁の下の力持ちたち。

焼きたてをそーっとつまむ。
このあとみんなに配ってくれた、やさしい女の子たち。

【星の子館へ。】
暮らすように過ごした淳心の家にも、別れをつげるときが来ました。
たこキャンTシャツにサインしてもらうのが大流行。
とうとう、ムッシェ神父さんのサインにも、「レア!レア!」と、まるでアイドルのような行列が!

ちょっと見せて~
スタッフやボランティアさんのサインもたくさん。

ここでお別れのスタッフも。
どうか元気でと、願いをこめて。

仁豊野教会はじめ、たくさんの方たちに本当にお世話になりました。

ありがとうございました!淳心の家のみなさん!

バスに揺られ、星の子館に着きました。
いきなり近代的な建物で、子どもたちは目がまんまる。

館の中では、楽しいものをいろいろ作れたり。

こちらは、ストロー細工のエビ!
作り方を教えてもらいました。

夜は、天体観測会。
天体望遠鏡で、土星を観察しました!

このあと、実際に大きな天体望遠鏡を使い、土星を観ることができました。

そしてそのあと、キャンプ全体の振りかえり会をしました。
忘れられない匂いのエピソードもありつつ、無事集合…
キャンプ中の写真を初めて見る子どもたち。
キャーキャーワイワイ。

電気を暗くして、ひとりずつ感想を言っていきました。
夏まつりや海水浴が楽しかった、という声が多かったです。
ケンカをしたり、いろんなことがあった…
楽しかった、あんなこと、こんなこと。
また来年も来たい。
6年生は、これが最後かもしれないけど、また来られたら来たい。
いつか、高校生になったら、たこキャンのボランティアになりたい。
そう言ってくれる子たちもいました。
みんな、たこキャンをほんとうに楽しんで、そして大切に思ってくれている、
そんな思いが伝わってきました。
明かりをつけたら、涙がとまらない子もいました。
そっと友だちの背中をなでる手。

【また会おうの約束。】
とうとう、福島に帰る日。
出発の朝の6年生男子、エグザイルスタイルで記念撮影!
後ろに美女たちも従えておりますよ~

さあ、みんなでマスターへの思いを叫ぼう!
「マスターの○△×~!!!」
なんて言ってるんだ~???

姫路駅にて。
「また会おうね☆ぜったい!」

いよいよ新幹線に乗り込みます。
ここでも、大好きなスタッフとのお別れ。
「またね、またね」
笑顔と切なさと。

それでも新幹線の車内に落ち着くと、すっかりリラックス。
楽しい時間は続きます。

たこキャンの旗をひるがえし、東京駅で無事乗り換え。

東北新幹線の車中も、笑顔がたくさん♪

大人は疲れてうとうと…

そーっと音を立てずに…
車中で最後の記念撮影。
もうすぐ郡山に着きます!

郡山駅に着くと…
今か今かと待ち構えるご家族の姿が。
まるで有名人の到着待ちみたい!?

12日ぶりの再会。
会いたかったね~!

こうして、子どもたちを無事にご家族のもとに帰すことができました。
別れ際にまた涙が止まらなくなる子もいましたが…
みんな、おうちでゆっくり休んで、たくさんおしゃべりしてね!

7月29日にスタートし、たくさんのできごとを経て8月9日に無事終了した、たこ焼きキャンプ2017。
今年も本当に本当に多くの方のご支援をいただきました。あらためて、心より御礼申し上げます。
たこキャンを応援し続けてくださるひとりひとりの力が、この毎年のキャンプを作っています。安心してのびのびとあそび、多くの体験や人との出会いを経験する12日間は、きっとたくさんの大切なものを子どもたちの内側に残してくれると思います。
今年のキャンプは終了しましたが、12月には福島県二本松市での「たこキャン同窓会」での再会を予定しています。子どもたちは今から楽しみに待ってくれているようです。
これからも続くたこキャン。どうぞ息長く応援していただきますよう、よろしくお願いいたします!
*****
今回、子どもたち23人で始まったキャンプですが、残念ながら途中で体調不良のため福島に帰られたお子さんが1名おられました。(今はすっかり元気になられているとのことです)
最後に、23人全員がそろった日の集合写真を載せて、キャンプレポートを終わりたいと思います。子どもたちみんなが元気で、しあわせであることを心から祈りつつ。

さよならは、また会おうの約束。
すべての人に感謝をこめて、ありがとうございました!
(完)
【緑のなかで過ごす日々。】
「淳心の家」の広い敷地は、子どもたちにとっては楽園のような場所。
毎日虫とりに駆け出していきます。

トンボや蝶をつかまえて、観察。

「もっともっとつかまえるぞ~」

「見て!
青栗、痛くないよ…」


みんなで木を集めて、自分たちで火をつけて。
こんな体験も、ふだんはなかなかできません。

去年も大好評だった、チリメンモンスター。
小魚の中から、様々な海の生きものを見つけ出します。

これはタコの赤ちゃんかな…?

【夏まつりにむけて。】
第1回からずっと続いてきた、たこ焼きキャンプの夏まつり。
今年も子どもたちが、たくさんの出店やステージ出演を準備しました。
お好み焼きの出店について、食事担当スタッフとよみさんに相談。
こんなお好み焼きを作りたいんだけど…
予算は? 材料の調達は?
真剣に算段しています。

今年は音楽も振り付けも含め、すべてをセルフプロデュース!
毎日のように練習を重ねてきました。

子どもたちと相談しながら、マスターが会場の全体図を描きます。
このお店はここにするかな?

マッサージ屋さんをする予定の子たち。
ただいま、とよみさん相手に練習中!
「おお~上手上手~」

いよいよ当日朝、仕込みが始まりました。
これは、お好み焼き屋さんの材料切り。

こちらは、かき氷屋さんのシロップ作りです。

ボランティアさんとの、朝のミーティング。
夏まつり、一緒によろしくお願いします!



コスチュームの準備もばっちりよ!

【たこ焼きキャンプの夏まつり!】
たこキャン夏まつりに欠かせない、恒例のたこ焼き屋さん。
毎年焼いて、すっかりベテランの手つき!

抹茶と黒みつがけのたこ焼きでございます♪
これがとっても美味しいんですよ~

うちのお好み焼きは、そこらのとは違うよ~
準備に時間と手間がかかってます!
そして熱い《お好み焼き愛》がたっぷり!

マッサージ屋さん、こちらですよ~!
夢のように気持ちがいいそうです♪

子どもたちのお店には、こんな手作りの募金箱が…
たこキャンへの募金を、集めてくれているのです。


いつもたこキャンを支えてくれている方たちも、さまざまな出店をしてくださっています。


こちらは、ライバル店!?
淳心学院のお兄さんたちによる、たこ焼き屋さんです。
ほかにも、子どもたちに大人気のスライムのお店もありましたよ♪

ステージの様子です。
3組のミュージシャンが出演してくださいました。
福島の民謡を奏でてくれた、アカリトバリのお二人。

女の子のダンスチーム《ボーカロイズ》登場!
このときになると、男の子たちがしっかり客席前列を占めているのがニクい。

重ねてきた練習の成果が出ました!
躍動感あふれるダンスでみんなを魅了、フィニッシュ!

しっとりと「花は咲く」を踊ってくれた、《たこキャンフラガールズ》。
可愛らしさと切なさに、思わず胸がじーんとしました。

そして大トリは、昨年伝説を作った(?)《マスコデラックス》!
マスター+工場長、サポートにボランティアの竜くんも入ったバンドの「リンダリンダ」に、子どもたちは今年もノリノリ!

今年も、にぎやかで熱い夏まつりが開催できました!
そして次の日には…
子どもたちがお店で集めた募金が、会計担当スタッフ敬子さんに。
授与式の様子です!
みんな、ほんとにありがとう~
そしてお疲れさま!

いかがでしたか? たこキャン夏まつり。
5回にわたってお伝えしてきたキャンプのレポートも、次回がいよいよ最終回!
どうぞ子どもたちの帰還までを見守ってくださいね。
【また来るね!須磨。来たよ!姫路。】
この4年は、キャンプ期間の前半は須磨の宿舎、後半は移動して姫路の「淳心の家」でお世話になっているたこキャン。
今年も、大移動の日がやってきました。子どもたちも前夜から荷作り、大人たちも山のような荷物を移動させるのにてんやわんやです。
須磨のボランティアさんたちとお別れし、出発!

山陽電車に乗って、姫路を目指します。
その途中…
「あ、見えた!見えた~」


移動のときの目印は今年も、この黄色いたこです!

暑かったね~

管理人のムッシェ神父さんからごあいさつがありました。
「遠い福島から、よく来てくださいました。安全に、楽しく、のびのびと過ごしてください!」

教会のボランティアの方たちが、今年も心をこめて作ってくださいました。


【はじける、プール!】
「淳心の家」でのお楽しみのひとつ、敷地内にある広々としたプール。
みんな、はじけました!

泳ぎも年々、じょうずになるね。どこまでも泳いでいけそう!


謎の黒い男たちにぐるぐるされて…
「あーでもなんか心地いい~ よきにはからえ~」


今年も淳心学院のお兄さんたちが、プールに来てくれました。
たくさん遊んだね!

【流しそうめん物語。】
昔、昔…
あるところにたこキャンキッズという子どもたちがおっての。
ある日のこと。
たこキャンキッズは竹を切り出し…

半分に割っては中の節を取っての。
それはもう熱心な仕事ぶりじゃった。

とうとう、りっぱな流しそうめんの道具ができたんじゃ。
みんな大喜び。
そうめんだの、ゼリーだの、トマトなどが流れてくる、それはそれはたのしい流しそうめんでのう…

みんな、つるつるもりもりと食べて、

かき揚げがまた絶品でな…
もぐもぐ。

みんながおなかいっぱいになったあと、たこキャンキッズは道具をかたづける大人を、ちゃんと手伝ってのう。

誰も見ていなくてものう…

これが、「流しそうめん物語」じゃ。
いいお話じゃったろう?
とっぴんぱらりの、ぷう…
【姫路といえば。】
別名「白鷺城」といわれる、美しい姫路城。
その真下に…
らくだ!?

お城のすぐそばに、ゾウやらくだや、カンガルーが暮らしているのです。

あら、おみやげだけ買いに行く子もちらほら…
でも、ものすごい日差しと暑さの中、がんばる覚悟!

城門から天守閣を目指して、ひたすら歩く。

とうとう天守閣の一番上へ!

暑さに負けず、がんばりました!
「姫路城、一番高いとこまでのぼったよ~!」

次回は、姫路での日々を引き続きお伝えします!
たこキャン名物の夏まつりもレポート。更新をどうぞお楽しみに!
【イルカにさわって、自然を感じて。】
夏休み、須磨水族園ではイルカタッチというイベントがおこなわれています。
ブールに入り、イルカの体を直接さわれるという貴重な体験。
このイベントに、たこキャンの子どもたちも参加しました!

最初はちょっとこわごわ…
でも、すぐに興味津々でイルカのひれや背中に触れる子どもたち。

「かわいかった!」
「さわりごこちは… ナス!」
という声が。ん、ナス…?
イルカの皮膚はいがいに固くて、でもその中はやわらかい…そんな感じだったそうですよ。
水族園の展示もいろいろ見て、触れて。

また別の日。
今度は、林の中へ。
須磨離宮公園は、たくさんの野鳥や多くの植物が生息する場所です。
この日は、鳥や草花にくわしい「明石 のはらくらぶ」の丸谷さとこさんが同行してくださいました。

林の中で、自然の音を聴きます。
吹きわたる風の音。ゆれる木の葉の音。鳥のさえずり。

落ち葉を拾って、その香りを嗅いでみます。
どんな匂いがするかな?

ほら、ダンゴムシ。
地面にも、たくさんの命がいっぱい。

虫めがねで、もっともっと観察。

そのあとは、公園の奥へと進み、澄んだ空気の中でアスレチック!


【須磨で過ごした日々のこと。】
須磨の宿舎での毎日。
笑ったり、怒ったり、膝をすりむいたり、ケンカしたり、仲直りしたり…。
体調を崩した子もあり、ほんとうにいろいろなことがありました。
宿舎の台所にて。
朝ごはんを食べるスタッフのところに、子どもたちがやってきます。
「頭を出してくださーい。ヅラ検査しまーす」

「みんな、ちょっと集まって~」
マスターから、男子に何か相談があるようですよ。

宿題もやらなくちゃだし。


外に飛び出しては虫とり。
「あそこにいる!」


たこキャン男子、たこを食す!
「やっぱ、コレでしょ!」

いつもたこキャンを応援してくださっている、美容師の藤本仁司さん。
今年も子どもたちを、ヘアアレンジで変身させてくださいました!

どこのおしゃれさんたち?
みんなゴージャスに、すごくかわいくなりました!
「この髪、くずしたくなーい!」この夜はみんなそーっとこのまま休みましたよ。

の声に、はじめは戸惑っていた男子たちでしたが、
「ちょっと整えるだけで、かっこよくなるよ!」
という藤本さんの声かけに導かれ…
「僕、今食事当番で料理中なんスけど…」
なるほどのエプロン姿で、変身中。

上級生男子、勢ぞろいで決めた!
ジャニーズ? いや、たニーズ?
みんな表情まで変わっちゃってモデルさんみたい!

【おでかけは、たのしい。】
グループに分かれて、おでかけも。
朝からそわそわの女の子たちは、学生ボランティアさんにちょっぴりお化粧してもらいました。

出かける前は、けっこうな大混乱。
みんな自分たちで出かける先やお昼ごはん、交通費も含めて予算を立てているので真剣です。
付き添うボランティアさんたちも一緒にミーティング中。

須磨寺の歴史をたどる…というか…
いやいやこのあとちゃんとお寺見学もしましたよ~!

明石まで足をのばし、念願の明石焼きをパクッ!
「おいし~♪」大好評でした。

どうしても行きたかった、猫カフェへ。
猫も僕も、とってもしあわせ。

子どもたちが自分で決めて計画するおでかけも、たこキャンの大事な行事なのです。
次回、たこキャンは須磨を離れ姫路へ移動。
そこでもたくさんのできごとが待っていました。引き続き、更新をお楽しみに!
【須磨の海に飛び込もう!】
須磨といえば、海。
みんなが楽しみにしていた、海水浴。
まずは準備運動をしっかりと! 工場長「オレはきびしいよ!」

海に入ると、たちまち歓声。
波が来るだけで、楽しい♪

男の子たちも盛り上がります!


持ち上げるのもちょっとドキドキ。

こちらは砂あそびグループ。「ウフフフ」
ボランティアさんの足を埋めようとしている…?

海の時間は、体も心ものびのびするね!

一方こちらは、釣りグループ。
魚釣り名人・玉井さんが今年も来てくださいました。

釣り上げた魚を手づかみするのも、もう慣れたもの。
「僕の釣ったアジ!」


まだまだ釣るぞー。今日のお昼ごはんに足りるかな?

釣った魚は、さえこさんがすぐにさばきます!


お昼は、いつもたくさんのボランティアさんが交代で作ってくださいます。
みーこさんの合図で「感謝して、いただきます!」

【みんなのごはんを、みんなでつくる。】
たこキャン名物、子どもたちのごはん作り。
期間中6回、子どもたちが夕食をすべて自分たちで作ります。大人は見守り、サポートするだけ。
参加者ミーティングで、メニューの選定も子どもたちがやり、心がまえは十分です。
まかせてください、僕らに!

みんな本当に、よく働きます。


だって玉ねぎがしみるんだもん!


たくさんのおいしい料理ができました!
「オレたちの味、食べてくれよな!」

ウフフフフ…
おいしい…


【ふたごちゃんと赤ちゃん。】
一昨年、たこキャンの音楽イベント「うたがたり」に出演してくださった、シンガーソングライターの石田裕之さん。そのご縁で、毎年須磨の宿舎にご家族であそびにきてくださっています。
石田ファミリーのふたごちゃんの成長を、リピーターの子たちは楽しみにしています。今年は、あらたに赤ちゃんも仲間入り!
そうっと、そうっと。
男の子たちの、このやさしいしぐさ。

すっかり仲良し!


昨年に続き、地元自治会の方たちが、たこキャンの子どもたちを花火の集いに招いてくださいました。

みんな光を見つめ、じっくりと楽しんでいました。

次回は、須磨水族園や自然観察に出かけたことなど、引き続き須磨での日々をレポートします! 更新をお楽しみに。
7回目の今年も、福島から23人の子どもたちを迎え、神戸市~姫路市で7月29日~8月9日の日程をこのほど終了しました。
今年のたこ焼きキャンプの様子を、これから6回に分けてレポートしていきます。
第1回目は、「福島から兵庫へ!」
子どもたちにとって、福島県と兵庫県の距離感は、とても大きなものです。人生初の長旅、そして長期間親元を離れての大冒険になる子も、少なくありません。
今回、リピーターの上級生は小さな子や初参加の子をしっかりと見守り、キャンプ初日の長い行程をみんなが笑顔で乗り切りました。一日がかりの旅路をご覧ください。
【キャンプスタート! 福島からの旅立ち】
7月29日朝、郡山駅。
迎えのマスターのもとに、パープルのたこTシャツの子どもたちが集まりました。
これから12日間、家族と離れての生活がはじまります。

ベテラン上級生が、たこキャンの旗を持ってしっかりと先導!
郡山駅から東北新幹線に乗り込みます。

やまびこ車中。それぞれ、どんな気持ちでいるのかな?

今度はマスターが旗を持って。「さあ東京駅着いたぞー」

人波で混雑した東京駅での乗り換えも、無事成功。

参加する子どもたちの関係も、参加者ミーティングから始まって、ここから深まっていきます。

東海道新幹線を待ちながら。
「たこキャン楽しみ~♪」
ワクワクとキラキラが伝わってきます!

ほどほどににぎやかに、節度ある乗車態度でした~
みんな参加者ミーティングでのマスターの話、ちゃんと考えてくれたんだね。

新神戸駅ホームにて。
なんだかもう、ほっぺもピカピカ!うれしくって!な2人。

大好きなボランティアさんたちが迎えに来てくれていました。

背、のびたね~!

神戸市営地下鉄に乗り換えて…


さらに、山陽電車に乗り換えて。
「いえーい♪」まだまだ元気、元気。

須磨寺駅に到着~!
ここでもスタッフやボランティアさんがちが出迎え。

「やっと着いたぞぉ~」
マスター、安堵の表情です。

「元気にしとったか?」
一年ぶりの再会も。

工場長もハイタッチでお出迎え。

宿舎の準備をしてくれていたボランティアさんたちが、歓迎のポスターを描いてくれていました。

到着~!
みんな、お疲れさま~!
郡山を発って7時間、よくがんばりました。

荷ほどきもそこそこに、これからの予定などのミーティング。
大広間にみんなそろいました。


さあ、ボランティアさんの心づくしの晩ごはんを食べて!

お風呂に入って、お布団敷いて!

明日の海にそなえて、浮き輪もふくらませて!

歯磨きもちゃんとして!

おやすみなさい。
こうして長い道のりをはるばるとやってきた、たこキャンの子どもたち。
次回からはキャンプ中のいろんなこと、たくさんお伝えしていきます!
すべての日程を終え、無事終了しました。
途中、残念ながら体調不良で帰った子がひとりいましたが、その子も含め23人のたこキャンキッズが、期間中のさまざまな思い出を胸に抱いていることと思います。
今年もたこキャンを応援し、支えてくださったすべてのみなさま、本当にありがとうございました!
キャンプの様子は、数日後からこのブログにアップしていく予定です。どうぞお楽しみに!
期間終了直前に取材を受け、神戸新聞にたこ焼きキャンプの記事が掲載されました。↓こちらをクリックしてご覧ください。
子どもたちの荷物もすでに到着、準備は整いました!
明日午前に福島から23人の子どもたちが出発、新幹線を乗り継いで、夕方には神戸市須磨区の宿舎に到着の予定です。
これから始まる12日間。
前半7月29日~8月3日は須磨で海水浴や釣り、水族園や自然観察を楽しみます。
後半8月3日~8日は姫路「淳心の家」にて、広い野外を走り回り、虫取りやプール、夏まつり。
そして最後の8月8日~9日は、初めて利用する姫路「星の子館」で天体観測や森歩き。
楽しい予定がたくさんつまっています。
23人の子どもたちが元気でのびのびとキャンプ期間を楽しんで過ごせるよう、スタッフ・ボランティアみんなで力を合わせていきます!
期間中はブログの更新はせず、ツイッターで一日一回、その日の様子を短く報告します。
そしてキャンプ終了後に、キャンプ中の子どもたちの写真をたくさん載せた記事を数回に分けてアップしていく予定です。
どうぞみなさん、応援よろしくお願いします!
たこキャンになくてはならないボランティアさんたち。今年もたくさんの方が参加を予定してくださっています。
このほど、姫路と須磨の2か所に分けて、ボランティアミーティングを開催しました。
6月25日には、姫路の宿舎「淳心の家」敷地内のヨゼフ館にて、姫路ボランティアミーティングをおこないました。
教会関係を中心に、今年も子どもたちの衣服の洗濯やごはん作りなどをしてくださる生活ボランティアさん、そして子ども担当のボランティアさんも集まりました。

かわって7月2日には、須磨にてボランティアミーティング&ボランティア研修会を開催しました。
まず、昨年に引き続き、子ども担当スタッフみーこさんによるアンガーマネージメント講座。
自分の怒りを知り、そのコントロールについて考えました。

初参加の学生さんも含めたボランティアさんに、マスターと事務局から今年のキャンプの概要説明などをおこないました。

こちらは子ども担当ボランティアのみなさんです。大学1回生、2回生も多く、真剣なまなざしで参加されていました。

キャンプ期間中のスムーズな作業のために、細かいところまでの打ち合わせが進みます。


一般販売もしてますよ!
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ボランティアミーティングも無事終了し、いよいよ今年もキャンプが目前に迫ってきました。
ブルブルとワクワクが交錯します~。
みなさん、たこキャンの夏にどうぞ応援よろしくお願いします!