たこ焼きキャンプ報告・交流会、開催しました!
あいにくの天候(すごい雷と雨でした!)にもかかわらず、多くのご来場をいただき、本当にありがとうございました。
キャンプ終了から2ヶ月あまり。
ひさびさの再会をしたボランティアの方たち。また、たこ焼きキャンプをさまざまな形で応援してくださった方たちも集まってくださいました。
キャンプをきっかけに関西に移住してこられた2組の親子さんも元気な姿を見せてくださり、スタッフ一同感激。
また、いわき市からお子さんとともにこちらに避難されているお母さんにも、初めてお目にかかりました。
とうとう完成した報告集。
カラーページ、白黒ページとも写真も満載、たこキャンのエキスがぎゅっと詰まった一冊になっています。
報告・交流会にご来場の方に、参加費と引き換えの形でお配りしました。
(ご希望の方には一冊500円でおわけしています。ご一報ください! また、キャンプ参加のご家庭には、下記のドキュメンタリーDVDとともにお送りする予定です。)
そして、急遽作成したたこキャンオリジナル絵はがき。
出崎画伯、通称hisaさんの作品がついに絵はがきになりました!
6枚一組300円のお値打ち価格で会場で販売し、大評判でした。
子どもたちのコーナーも会場に。キャンプで知り合った子も初めて会う子も、すぐにいっしょにあそんでいます。
前半はキャンプの報告と、映像作家の国本隆史さん制作の、キャンプのドキュメンタリーの上映がありました。
積極的にカメラやマイクを持ち、子どもたち自身が明石の町の人にインタビューしている映像もあって、来場のみなさんに大好評でした。
後半は交流会。
「キャンプの想い出」「福島の現状」「たこ焼きキャンプの今後」という3つのテーブルに分かれて話し合いました。
「福島の現状」のテーブルに最もたくさんの人が集まりました。
実際に福島から避難してこられたお母さんのお話を聴き、また福島でボランティア活動をしてきた方から現地の様子をさまざまに聞かせていただきました。
インターネットに触れられる人とそうでない人との情報の質や量の格差がはげしく、福島の中でも大きな温度差が存在すること。
避難する、しないということについても、学校や地域でもそれを口にさえしづらい現状があること。
このように、こちらに来られた方や、現場の状況を知る方のお話を聴く機会をもっともっと持ちたいと痛感しました。
「キャンプの想い出」のテーブルでは、なつかしいエピソードや子どもたちの印象的なことばなどが和やかに語り合われました。
また、仕事などの都合で、福島に行って何かすることは難しいと思っていたときに、たこキャンのことを知って、こちらにいてもできることがあった!と思った。それがキャンプに参加した理由だ…というお話も聞きました。来年もやるならぜひ参加したい!と言ってくださるボランティアさんたちの言葉がうれしかったです。
そして「たこ焼きキャンプの今後」のテーブル。
キャンプを続けていくために必要な資金、人材の確保をどうするか? キャンプだけでなく福島からの避難のサポートなど、もっと多岐にわたる活動にシフトするべきでは? これからも続けてほしいという参加者の声にどう応えていくか…短い時間ではなかなか話しきれない、濃い話し合いになりました。
最後にそれぞれのテーブルで話し合ったことをシェアして、交流会は終了となりました。
「作業所ほのぼの」さんでの二次会。
お疲れさまの乾杯!
たこ焼きキャンプのひとつの締めくくりであると同時に、今後に向けての出発ともいえる一日となりました。
キャンプはこれからも続きます。
次回のミーティングは11月8日(火)18時半から「作業所ほのぼの」さんにておこないます。
どなたでも参加自由ですので、興味がおありの方は気軽においでください!
どうぞ今後も、たこ焼きキャンプへのご支援、ご協力をよろしくお願いします!