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明石であそぼう! たこ焼きキャンプ takocamp.exblog.jp

 「福島の子どもを招きたい! 明石プロジェクト」が主催する「たこ焼きキャンプ」のブログ


by takocamp
       明石であそぼう!たこ焼きキャンプ 会計報告書
                            2011年6月11日~2011年9月4日

[収支決算]
収入総額  4,840,740
支出総額  3,280,514
差引残高  1,560,226

≪収入の部≫
募金 3,195,885
旅費カンパ 689,790 (こうべ消費者クラブ)
助成金 150,000
キャンプ参加費 665,000
ボランティア保険 10,500 (21人×500円)
Tシャツ収益 93,401
缶バッチ売り上げ 6,600
雑収入 29,564

合計  4,840,740


≪支出の部≫
旅費  937,720
宿泊費  768,439
ボランティア旅費  229,560
食費  661,398
スタッフ人件費  250,000
通信費   151,647
運搬費   85,015
活動費  76,457 (缶バッチ制作費含む)
印刷費  43,232
保険料  44,170
会議費  15,000
事務費   8,538
雑費   2,021
予備費  7,317

合計  3,280,514

上記の通り、決算報告をいたします。

                           2011年9月30日
                                会計 寺岡 東子  



[会計監査報告]

上記の会計について、監査を行った結果、いずれも適正に処理されていたことを認めます。

                           2011年9月30日
                              会計監査 吉見 敬子  

※残金は、「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」の今後の諸活動に使わせていただきます。



***

 会計報告と今後の活動について                                                                                   小野 洋 (マスター)

 上記のとおり、ようやく「たこ焼きキャンプ」の会計報告ができあがりました。メンバーの誰もが今まで経験したことのないような短期間で準備した大がかりなプロジェクトであったため、事後処理に時間がかかってしまい、会計報告をはじめ関係者の皆様への報告が遅れがちになったこと、お詫び申し上げます。
 報告にありますように、当初心配していた資金の問題は、多くの方のお志と関係者の努力が実を結び、大幅な黒字で乗り切ることができました。改めて、ご寄附くださった方、ボランティアの皆さん、物品等の提供をしてくださった方、このキャンプの情報を広げてくださった方、その他心を寄せていただいた方に、心よりお礼申し上げます。
 10月22日の報告・交流会に向けて、応援してくださった方の名簿を整理しているところですが、地元明石では、多くの市民のみなさん、行政関係の方、学校関係者、商店街の方たちなど様々な方たちに支援していただき、ボランティアは大阪から兵庫県西播地域までの広い範囲から、寄付してくださった方は東は東京から西は沖縄までと、本当に幅広い方たちに支えられていたことを改めて実感しています。今回の案内を出す宛先は、四百数十か所にのぼります。

 こうした皆さんの想いの結晶である残金をどうするか、また、それと関連して「福島の子どもたちを招きたい!明石プロジェクト」の活動を今後どうするのか、ということについて、9月24日のミーティングで話し合いました。(参加者は主だったメンバーのうち、十数名。)
 前回のミーティングでは、「今後も一時疎開的なキャンプを続ける」という選択肢から「残金を他のボランティア団体に寄付して解散する」という選択肢まで、幅広く、いわば白紙の状態でもう一度話し合おう、というところで終了していました。
 今回のミーティングで、キャンプの細かい反省や問題点、今の時点でのそれぞれの想いなどを含め、様々な意見が出ましたが、関わった多くのメンバーの中で、「今年はなんとかできたが、次が同じようにできるかどうか不安」という気持ちと「これで終わりにしてはいけない。どんな形になるかわからないが、続けていきたい。」という気持ちがせめぎあっているようすでした。この夏に生まれた福島の子どもたちとの出会いとつながりは、多くのスタッフ・ボランティアにとってかけがえのない宝であって、なんとか続けていきたい。しかし、今夏のような勢いが受け入れる側でずっと続くとは思えない、今年は、いわば緊急事態、火事場の馬鹿力で切り抜けられたが、これから毎年となるとどうか、などの不安は確かにあります。
しかしながら、現在の福島県及び周辺地域での放射能汚染の問題を考えると、やはり何かしらの形で、活動は続けたい、というのがミーティング参加者が共有した気持ちであったと思います。具体的にどんなキャンプをするのか等、具体的なことは今後話し合っていくことにし、とりあえず「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」としての活動は続けていく、ということを確認しました。

 参考に、このミーティングで出された意見の一部を紹介します。

○今夏のように、主催者の側だけで準備するのではなく、福島から参加する子どもたち・保護者の方たちにも、企画する段階から参加してもらって、一緒に作っていくような形にしたらどうか。

○キャンプそのものはもちろん大事だが、こういう企画を通して、福島と関西の人間のつながり、また、福島の子どもたち・家族同士のつながりが深まることも大事なのではないか。そういう意味で、ブログは大切な場であり、キャンプ参加者からも発信できるような掲示板も開設したらどうか。

○そもそも、福島から遠い明石に子どもたちを呼ぶ意味をもう一度確認すべきでは?
距離も時間もかけて、親元から遠いところにわざわざ呼ぶよりも、もう少し福島から近い場所、たとえば新潟や会津などでキャンプをしてもらい、そこにこちらから手伝いに行く、ということも考えられる。さらに言えば、できれば福島から離れた場所に引っ越せるならその方がいい、ということもある。

○(上の意見に対して)「明石にいるわれわれが、明石に居ながらできること」というのが、一つの原点。(主要メンバーの半分くらいは実は明石市民でなく、兵庫県・関西各地から来ている…というツッコミもありましたが。)
 子どもたちが現実に、明石を好きになってくれた、ということもある。
 福島から遠く離れた関西だから、放射線の面で安心できる、ということも。

○キャンプの準備を、今回は本当に直前から始めたので、バタバタしたというのもある。じっくり時間をかけて準備すれば、ある程度主催者側の負担は軽くできるのではないか。

○明石と明石公園にこだわらず、お金があまりかからない、自然があり、ゆっくり居れる他の場所でキャンプをする、という方法もあるのでは。廃校などを利用するなども考えられる。

○残金150万円は、気持ちとしては「いざというときに使えるファンド」のつもりで、次回のキャンプでも、必要経費は必ず集める・作り出す気持ちで取り組まないといけない。

以上のような意見も踏まえ、次回、次々回のミーティングでも、今後の方向性について話し合う予定です。みなさんにも随時経過を報告したいと思っています。
今回出会った方たちが、一緒に歩いていってくだされば、うれしく思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
# by takocamp | 2011-10-03 00:43 | Comments(0)
                              明石であそぼう!たこ焼きキャンプHPはこちら


◎10月3日(月) 午後6時から、「作業所ほのぼの」にて、「報告・交流会のお知らせ」郵送分の発送作業をおこないます。

◎10月6日(木)・18日(火) どちらも午後6時30分から、「作業所ほのぼの」にて、報告・交流会の準備のためのミーティングの予定です。


現在、10月22日(土)の報告・交流会のお知らせ(下記)を各方面に送る作業を進行中です。
ボランティアで参加した方、郵便振替で募金をくださった方、資金や物品を提供してくださった方など、できるだけ多くの方面に報告・交流会を告知しようとしています。

ブログをご覧のみなさんも、もし身近でキャンプに参加・応援してくださった方がおられたら、報告・交流会について、声かけをしていただければありがたいです。
募金など直接の支援をしていただいた方だけでなく、キャンプを応援してくださった方ならどなたでも参加を歓迎します! 
どうぞよろしくお願いします!



      《明石であそぼう!たこ焼きキャンプ  報告・交流会》

<とき>  10月22日(土)  18:00~20:30

<ところ> 明石市民ホール
          明石駅より徒歩5分、国道二号線沿い、明石市本町1丁目1-32 らぽす5階
          電話:078-911-2606
          (明石市民ホール・ホームページ)    
          http://www.shiosai-akashi.jp/shiminhole/index.html

<内容> 主催者あいさつ / 参加した子どもたち・家族からのメッセージ紹介
キャンプのDVD上映 / 参加したボランティアの方の感想紹介
テーブルに分かれて交流タイム

<参加費>  500円
<申し込み> 不要
# by takocamp | 2011-09-30 23:42 | Comments(0)
                              明石であそぼう!たこ焼きキャンプHPはこちら


先日もお伝えしましたが、10月22日(土)午後6時から明石市民ホールにて、たこ焼きキャンプの報告・交流会をおこないます。

そのときに発表する、ボランティアのキャンプの感想の原稿を募集しています!
短い期間の参加でもかまいません。キャンプにボランティアとして参加して、子どもたちと触れ合って感じたこと、考えたこと。
こんなことが楽しかった、こんなことに気づいた、もっとこうしたかった…など、いろいろな声を寄せていただければと思います。
原稿といっても、堅苦しく考えずに、気楽に書いて下記までお送りください。

◎メール takocamp@gmail.com             
◎郵送  〒673-0875 明石市大蔵天神町21-11 一海方 
        「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」
◎FAX  078-913-2132

お待ちしています!

***

ブログ担当スタッフが少しの間不在になりますので、次の更新は30日(金)の予定です!
# by takocamp | 2011-09-26 23:32 | Comments(0)
                              明石であそぼう!たこ焼きキャンプHPはこちら


台風15号のために延期になったミーティングを、今夜「作業所ほのぼの」さんでおこないました。

重要議題のひとつは、これからの活動のこと。
たこ焼きキャンプの今後についても、スタッフからいろいろな意見が出されました。

また、来夏もキャンプをやるかどうか。
やるとしたら、どんな形で?

今回実施したときと同じ熱気が、キャンプを後押ししてくれるだろうか…
スタッフひとりひとりの心の温度は、来年はどうなっているだろうか。
福島をめぐる状況も、これから変化していくだろう。
資金の問題も、今回と同じようにはいかないだろう。
もっと別な形で福島を支援していくことも考えたい。
シビアな意見もたくさん出されました。

でも、キャンプを一回かぎりのものにしたいと思うスタッフは誰もいませんでした。

キャンプに参加してくれた子どもたちや親御さんに、これからもずっと寄り添っていきたい。
この大切なつながりを、もっと太く、大きなものにしていきたい。
今回のキャンプと同じ形になるかどうかはわからないけれど、子どもたちを受けいれていきたい。
スタッフの心も揺れながら、前に進んでいっています。

台風リベンジミーティング  _d0238083_235283.jpg



そして、今夜のミーティングには、なつかしい親子の参加がありました。
キャンプに来てくれていた、おとちゃん・ここちゃん姉妹とお母さんです。

キャンプをきっかけに、スタッフと連絡を取り合い、明石のすぐ隣の町に移住して来られたのです。
本当にうれしい再会でした。

とはいえ、この大きな決断までは、お母さんの、そしてご家族みなさんの、はかりしれない迷いや涙があったことと思います。
これから、おとちゃん・ここちゃん親子の新しい生活が始まります。
スタッフはできる限りのお手伝いをしようと思っています。

台風リベンジミーティング  _d0238083_2354751.jpg

# by takocamp | 2011-09-25 03:06 | Comments(0)
                              明石であそぼう!たこ焼きキャンプHPはこちら


今回の台風について、福島の親御さんから「親子で明石を心配しています」というメールをいただきました。
全国に大変な爪あとを残した台風でしたが、明石では目立った被害はありませんでした。
ご心配いただいて、本当にありがとうございました。

さて、先日もニュースとしてお伝えした、「たこ焼きキャンプ 報告・交流会」ですが、下記のようにご案内します。
(詳細はまだ変更の可能性があります。)

***

たこ焼きキャンプを応援してくださった皆様へ
                               福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト
                                    代表    小野 洋 (マスター)

たこ焼きキャンプでは、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
ブログ等でご報告させていただきましたが、参加した子どもたちやそのご家族のみなさんには、たいへん喜んでいただき、身に余るほどの感謝の言葉をいただきました。他方、親しくなった参加者・ご家族のメッセージから、改めて福島の現実の厳しさの一端を感じさせられてもいます。
本当に中身の濃い、有意義なキャンプでしたが、参加した多数のボランティアの方たちの感想を聞き、振り返る機会が持てていないこと、また、寄付や物品の提供のほか深い想いをこのキャンプに寄せていただいた方々にキャンプの様子や子どもたちのことを報告する機会を持ちたかったこと等から、以下のような会を催すことにしました。
ご参加いただけましたら、うれしく思います。


          《明石であそぼう!たこ焼きキャンプ  報告・交流会》

<とき>  10月22日(土)  18:00~20:30

<ところ> 明石市民ホール
          明石駅より徒歩5分、国道二号線沿い、明石市本町1丁目1-32 らぽす5階
          電話:078-911-2606
          (明石市民ホール・ホームページ)    
          http://www.shiosai-akashi.jp/shiminhole/index.html

<内容> 主催者あいさつ / 参加した子どもたち・家族からのメッセージ紹介
キャンプのDVD上映 / 参加したボランティアの方の感想紹介
テーブルに分かれて交流タイム

<参加費> 500円  <申し込み>不要

<感想をお寄せください>
ボランティア等で参加された皆さんの感想を募集します。当日の発表、およびブログでの公開を了解していただいた上で、キャンプの感想等をお寄せくだされば、ありがたく思います。
どうぞよろしくお願いします。

[感想の宛先] 
◎メール takocamp@gmail.com             
◎郵送  〒673-0875 明石市大蔵天神町21-11 一海方 
        「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」
◎FAX  078-913-2132

# by takocamp | 2011-09-22 22:51 | Comments(0)