明石であそぼう! たこ焼きキャンプ takocamp.exblog.jp

 「福島の子どもを招きたい! 明石プロジェクト」が主催する「たこ焼きキャンプ」のブログ


by takocamp
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:たこ焼きキャンプ2014( 29 )

いよいよ今日から、たこ焼きキャンプ2014の始まりです!

スタッフが迎えに行き、参加の子どもたちは福島駅と郡山駅から新幹線に乗りこみました。
家族とは、しばしのお別れ。元気で行ってきます!
d0238083_22104158.jpg


新幹線の車中。
仲良しさんも、初めてさんも、楽しそうです。
d0238083_22111628.jpg

d0238083_22114827.jpg

d0238083_22122320.jpg

d0238083_2213429.jpg

d0238083_22134141.jpg



東京駅での乗り継ぎバトルをのりこえ…
東海道新幹線で、一路神戸へ!
そして新神戸で地下鉄→山陽電車。

午後4時、みんな無事に「須磨の家ふくふく」に到着しました!
長旅お疲れさまでした。「おかえり~」
d0238083_22141623.jpg


みんなを出迎えた、ウエルカムボード。
ボランティアさんたちが作ってくれました。
d0238083_22145915.jpg


こんなかわいい、お出迎え要員も。
「おかえりなさい~」
d0238083_22154358.jpg


さっそく「ふくふく」の大広間であそびはじめた子どもたち。
ひさびさの再会や、初めての場所に大興奮です。
d0238083_22164438.jpg

d0238083_2217371.jpg


今夜の歓迎会のため、続々と差し入れが集まってきました!
近所の方や、支援してくださる方たちからの美味しいもの、そして福島からはるばるお持たせのごちそうまで。
d0238083_23371953.jpg

d0238083_2223590.jpg

d0238083_22234683.jpg


「みつばちファーム」さんからも、新鮮なお野菜をたくさんいただきました!
d0238083_22242659.jpg



歓迎会が始まりました。
まず、今日のごちそうを作ったスタッフやボランティアさん、差し入れをくださったみなさんを紹介して、みんなで拍手。
d0238083_22252487.jpg


手作りの美味しそうなお料理がたくさん並びました。
d0238083_22261112.jpg

d0238083_2227194.jpg


おなかすいてたね~。
おいしいね~。
d0238083_22275821.jpg

d0238083_22284417.jpg

d0238083_22293173.jpg


夕食のあとは、近くの天理教の大きなお風呂をお借りして、みんなさっぱり!
夜には、少し遅れて参加の親子さんも到着しました。

初めての須磨でのたこ焼きキャンプ。
いよいよ始まりましたよ~!




★この日の様子をショートムービーで見てみる★



[PR]
by takocamp | 2014-07-27 22:32 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(2)
関西にいきなり猛暑がやってきたと思ったら、とうとう明日からたこ焼きキャンプ2014開始です!
いや~近づいてからは早いものですね(しみじみ)。

今日はものすごい暑さの中、「須磨の家 ふくふく」でスタッフが最終準備をおこないました。
こちらは、明日の歓迎会の食事の相談。楽しみですね~
d0238083_21402947.jpg



食事担当のとよみさんからの報告です。今年も続々と食材の寄付が!
d0238083_21423082.jpg

d0238083_21422293.jpg

みなさん本当にありがとうございます。


スタッフ3人はすでに福島へ。
明日の朝には福島駅と郡山駅で、参加の子どもたちとお母さんが新幹線に乗車。
スタッフとともに、一路神戸を目指します。

明日は、ちょうど神戸でたこ焼きキャンプ支援ライブも予定されています。
そちらの様子も、可能ならお伝えしますね。

いよいよ明日から、熱い暑い13日間のはじまりです!
[PR]
by takocamp | 2014-07-26 21:47 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
いよいよ、今年のたこキャンの開催も近づいてきました!
さまざまな準備が進む中、今年初めて宿泊する神戸市須磨区と、昨年もお世話になった姫路市仁豊野にて、それぞれボランティアミーティングをおこないました。


7月5日、「須磨の家 ふくふく」でのボランティアミーティング。
d0238083_20171890.png


地元・須磨寺周辺のお母さんたち、多くの地域の方たちがお手伝いに名乗りをあげてくださっています。
須磨での海水浴やお出かけの見守り、洗濯をはじめ子どもたちの身の回りのお世話など、いろいろなサポートをしてくださる予定です。
また、須磨期間に子どもたちを担当するボランティアさんも、新しい方も含めてたくさん来てくださいました。

みなさん、どうぞよろしくお願いします!




今日、7月13日は、姫路の「カトリック淳心の家」でのボランティアミーティングでした。
昨年子どもたちの憩いの場になったヨゼフ館。こ の日も多くのボランティアさんが集まってくださいました。
d0238083_20184318.png



姫路滞在期間の一日ずつの動きを確認しながら話し合ったあと、生活&食事と子ども担当に分かれて細かい打ち合わせをおこないました。
みなさん、昨年の経験をもとに改善点を提示してくださったり、子どもたちのためにさまざまな行き届いた配慮をしてくださり、本当にありがたく感じました。
d0238083_20175148.png



キャンプ開始まで、あと2週間。
須磨→姫路と移動して、この広い芝生の庭で今年も子どもたちがあそぶ姿が見られるのは来月初めになります。
さあ、大詰めの準備をがんばらねば!
d0238083_20193533.png

[PR]
by takocamp | 2014-07-13 20:22 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
6月8日に「須磨の家 ふくふく」で開催した、たこ焼きキャンプ講演会の内容の後半ををお伝えします。
(前半の内容については、前記事をお読みください→こちらをクリック


*****

《支援法、移動教室、NPOとの連携》
そんな中で出来てきたのが、「原発事故子ども・被災者支援法」という法律です。みなさんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、とってもいい法律なんですね。
●災害に関する正確な情報を提供するということ
●被災者が在住も移動も帰還も自分の意思でおこなえるよう適切に支援するということ
●放射線の健康上の不安が解消されるように最大限の努力をすること
●いわれなき差別が発生しないようにすること
●子ども・妊婦に対する特別の配慮
●被災者が支援が必要だと感じている限り、確実に支援が実施される

でも、この法律の実施はなかなか進んでないんですね。

今、被災地の子どもたちに必要なのは、
●自然と触れ合う時間
●体力・免疫力の向上
●精神的な安らぎを得る
ということだと思います。
好奇心をもって自然に親しむこと、様々な人との交流を通じて、支えてもらっているんだなあという安心感があると、ほかの人も大事にしようという心が生まれ、自己肯定感も芽生えてくるのではないかと思います。
こういう取り組みを、民間だけじゃなくて「移動教室」という形でやりたいというのが、僕たちの究極的な目標なんです。
つまり、意識のある親だけが子どもを保養に送り出すということになると、どうしても公平な参加の機会が持てなくなってしまう。情報格差もあります。なので、学校のカリキュラムを持ち出す形で「移動教室」を実施する。そうすると全員参加できる、ということになります。

福島市内の小学校の特別支援学級の子どもたちを宮城県への移動教室へ連れて行きました。広いアスレチックで思い切り遊んで、ボートに乗せてもらって、みんなでごはんを作って…あまりに楽しくて、帰ったあとで子どもたちがその思い出を作品にしました。それが福島市で賞をとったんです。評価されたことも、子どもたちはすごく喜んでいたみたいです。

また、伊達市の移動教室では、今回初めて、山形県の河北町というところで受け入れをしてもらいました。河北町の学校の空き教室をお借りして授業をし、交流のつどいをやってもらったり、一緒に給食を食べたり、ここでないと体験できないスポーツ(カヌー)をやったりと、4泊5日のプログラムでした。
これをやってわかったことは、温かな交流や児童の成長がすごく目に見えたということです。教職員同士も隣県でいろいろな刺激を受け合い、その点も大変よかったということでした。
受けいれた側の学校も、困ったときは助け合うということが実感できて子どもたちにもいい学びになったということで、来年度もぜひ来てほしいといわれています。
d0238083_11185628.png

そして、今回NPOが橋渡しをしてくれてすごくスムーズだったという実感があることが、実は大きいんですね。(こういう取り組みを)教育委員会が自ら手を上げて、調査して、調整して…とやっていたら、とてもじゃないけど実現できない。普段でも忙しい学校の先生方にやってくれといってもそれは無理です。
受け入れ側のNPOと、地元の僕たちNPOが協力して、先方の行政のアドバイスもいただきながら、こんなことが可能ですよというのを伊達市に提案したんですね。で、伊達市がやりたいことと調整することで、スムーズに移動教室が実現できた、ということです。
あとは、担任の先生たちの負担を減らすために、生活面でのサポートはわれわれNPOがボランティアで行って、子どもたちと一緒に寝て、世話もして、ということをやった。
そうすると学校の先生たちはゆっくり休めるので、次の日の学習に備えることができた。
役割分担をしてタッグを組むことで、移動教室を有効にできる。このやり方を全国的にぜひやってほしいなあと思っています。

それについて、なんと幸運なことに、文科省から予算がついたんですね。
2011年からずっと、「ローテーション保養」をやってほしいと言い続けていたんですけど、やはり法律を作って予算をつけるところまで時間がかかったようで、3年かかりました。
「福島県の子供たちを対象とする自然体験・交流活動支援事業(ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業)」ということで、これは文科省のホームページにも、福島県のホームページにも出ています。
福島の子どもたちが自然体験や交流をおこなう場合、県外でもオッケーだという、これは初めてのことです。
ただ、ハードルがものすごく高いんですね。6泊7日以上じゃないとダメっていう…。これが非常にきびしい。(学校が主体となる移動教室のみ3泊4日以上でOK)また、この「ふくしまっ子~」を主催できるのはあくまでも福島県内の団体なんです。福島県内の市町村、市町村教育員会、PTAの学年行事、スポーツ少年団、育成会、学童保育、あと社会教育をうたっているNPO。で、自分のところの会員向けにやりなさいと。公募しちゃダメだよと。

会員向けの年間事業であればやっていいですよ、ということになってるんですけど、じゃ誰が一緒に行く?となったときに、学童の指導員さんや学校の先生だと、いろいろ難しい制度的な問題があるんですね。
スポーツ少年団の指導員はふだんはサラリーマンであるとか、そういうことだと、誰が責任を持って主催して引率するのか、というと、、、今みんな尻込みしてしまってる状況なんですね。
そこを、僕たちNPOなどが参加してかかわりながら、みんなで力を合わせてなんとかやっていけませんかということを、今年度からやっと始められるわけですが、当初想定していなかった6泊7日という条件は、民間には非常に高いハードルが設けられてしまいました。
これは反省材料で、来年度はぜひそのへんを改善してほしいなと思っています。

そして、この「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」について、すでに民間の保養プログラムのデータベースとして「ほよ~ん相談会」という、たくさんの方々がかかわって作って下さったサイトに、情報を一元化していくといいかなと思います。
すでに「ほよ~ん相談会」のサイトに掲載されている保養プログラムには、「ふくしまっ子…」が対象可能かどうかや、対象になる可能性があるのでご相談ください、というマークがつくようになっています。このように行政と民間とが連携していくための仕組みづくりが、すでに始まっています。

ほよ~ん相談会
http://hoyou.isshin.cc/


《被災地で、今必要とされる子ども支援》
やはり一番の問題は、生活環境における子どもたち目線での放射線量測定を実は誰もしていないということ。学校などでは地上50㎝で測ったデータを発表してますけど、50㎝以下は公表していないです。もっと低いところで測らないと、子どもたちが影響を受けるリスクは本当にはわからない。
ただ、ようやく最近道路の除染が始まりました。お散歩や外歩きができるようになると、五感を養うことができます。
しかし、測れば測るほど、自然の豊かなところほど汚染されてることがわかってしまうのです。たとえば、河川敷とか、いつも遊んでた草原や林とか。そういうところは全面手つかずで、とてもじゃないけど入ってはいけないことが(線量を測れば)確認できます。そういう自然のあるところで遊びたいときには、非汚染地域までお出かけしないと無理ということがわかるわけですよね。
だから保養プログラムが大事だということも、改めてわかるわけですね。

予防原則に立った健診というのはやっぱり非常に大事で、これは福島県だけに限らないことです。栃木県とか茨城県とか、ホットスポットはいっぱいあるので、そういうところの子どもたちもぜひ保養プログラムや健診の対象にしてほしいと思います。
また、今も避難したいと思っている方もいらっしゃるんですが、その方たちへの門戸が閉ざされてしまっている状況です。ぜひ、支援法に則って、避難したい、戻りたい、住み続けたいという人たちが、それぞれきちんとサポートされるようにしてほしいと思います。
そうすることで、被災地の子どもから失われてしまったかもしれないこの3年間というものはあるけれども、これから育つ子どもたちの子ども時代を、きちんと確保していけたらと考えています。


《はかる・知る・くらす》
ただ、ここで嫌な情報が入ってきています。「除染の目標値、倍に引き上げ協議」というニュースです。
環境庁と福島県内の自治体が今協議を始めたのが、0.23マイクロシーベルト毎時、つまり、一年間で1ミリシーベルトになる基準の見直しです。この基準というのが、とてもじゃないけど除染では達成できないということがもう明らかなんですね。で、その規制がすごくきびしいから、倍に緩めようという話なんです。0.4~0.6マイクロシーベルト毎時にしよう、ということなんですね。

この前行った福島県本宮市では、子どもたち全員がホールボディーカウンターを受けていますが、ホールボディーカウンターでは体重によって測れる内部被ばく量が変わるため、体重の低い子どもだと大人に比べて、おおまかな値しか測れないんです。
それなのに、本宮市では今年度何をしたかというと、これまで200ベクレルまでで基準越えの子どもがちらほら出ていたがために、検出限界値を300ベクレルに引き上げるんです。
さっきのと同じ話ですよ。300まで引き上げれば、内部被ばくの基準値を超える子どもはガクッと減って、もしかしたらいなくなるかもしれない。そうすると、この地域は安全ですというわけです。
同じことで、除染の目標値は0.23マイクロシーベルト毎時ではきびしいので、0.4~0.6で手を打とうということです。そうしたらもう自治体も除染しなくていいし、最初に紹介した877億円も除染に使わなくて済めば、国も助かるわけですよ。

というように、世の中は動いています。みなさんがやってくれている努力と、真逆なんです。
そういう厳しいところにわれわれがいる以上、次に何をしなきゃいけないかというと、これはぜひみなさん検索できる方はしていただきたいんですけど、「JCC2015」っていう取り組みがあります。
2015年の3月14日から、仙台をメイン会場に、国連の防災世界会議というのが開かれるんです。
阪神大震災を経て、世界の防災の基準は決まりました。その見直しが2015年です。それを、東日本大震災を受けた仙台でやろうということになったんです。この防災の世界会議に、原発のテーマが入らない予定なんです。
…すごいでしょう? これはあくまでも自然災害のための会議なので、原発事故は入りませんというわけですよ。
でも、われわれ福島県民としては、原発事故は自然災害が引き金を引いたものでもあるんだから、そこはぜひ入れてほしいと言っているんだけれども、入らないかもしれないという状況です。外務省もどうやら入れたくないらしくて、福島県も積極的ではないです。

でも、これで話題にもされなかったら、われわれ福島県民は何のために苦しんできたかわからない。
地震多発国のトルコに行って、安倍首相が原発を売る相談をしてきましたよね。そういうところの子どもたちに対し、今緩められようとしている除染基準など、甘い基準と一緒に原発が輸出される危険は多分にあるんですよね。
ここで、仙台の防災世界会議で、福島の教訓を生かしてもらわなかったらしょうがないでしょうということで、主要な国際NGOが音頭をとって、会議を開いてくれることになるんです。これは国連の会議のメインテーマに入れてほしいというアプローチをあくまでしつつも、それがもし無理でもサイドイベント的に、国際NGOとか民間団体が集まって、福島の教訓を世界に発信しようという場を設けようというふうに考えています。

チェルノブイリを例にすると、これからどんな健康被害がおこってくるかわからない。
1回ホールボディーカウンター受けると油断して、2回目3回目を受けようとしないことが多いですけど、これからが問題かもしれない。食べ物にしても、油断が蓄積を生んでしまう可能性はあります。
福島県内の新聞には、今も原発事故関係の記事が紙面を多く占めていて、たとえば中間貯蔵施設に放射性廃棄物を運搬する車をどんな基準で高速道路を走らせるかなど、どこまでチェックできるのかわからない話が絶えません。
d0238083_117489.png

理路整然と測るということができれば、可能な範囲で暮らしも守れるし、保養に出る必要もわかる。
日常生活でどういうことに気をつけなければいけないかをくわしく書いた「はかる・知る・くらす」という冊子ができたのですが、チェルノブイリ事故後に現地で子どもたちの手術に多く携わった菅谷昭さん(現・松本市長)のお話や、放射能測定の専門家のお話なども載っています。この冊子は3万部作られ、無料で配布されています。(注:この冊子「はかる・知る・くらす」についてはこちらをクリック
今回の被災地だけでなく、原発立地関連地域の方々にも、あらかじめ読んでおいていただければ、いざというときに参考になる。そのくらいの心づもりをしておかないと、(この原発の多い日本で、そして世界で)暮らせませんよね。ぜひ読んでいただきたいと思います。
子どもたちを守るために、これからもお力をお貸しいただけるとうれしいです。どうもありがとうございました。
[PR]
by takocamp | 2014-07-04 11:34 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
大変お待たせしました! 
6月8日に「須磨の家 ふくふく」で開催した、たこ焼きキャンプ講演会の内容をお伝えします。
d0238083_1059458.png

講師は、吉野裕之さん。
吉野さんは福島市在住。震災後、奥さんとお子さんは京都に避難されましたが、吉野さんご自身は福島市に住み続け、子どもたちを放射能から守る活動をさまざまに展開しておられます。
現在はNPO法人「シャローム災害支援センター」に勤務し、子どもたちの保養プログラムや移動教室の拡充のために尽力するほか、保育園などと連携して最新機器による身近な地域の放射線測定に取り組んでおられます。
当日は、被災地に身を置きつつ活動されている吉野さんならではの、貴重なお話の数々をお聞きすることができました。字数の関係上、2回に分けてお届けしますので、どうぞじっくりとお読みください。

*****
 ◆吉野裕之さん講演◆
「福島で希望を持ち続けるために~今、子どもたちのために取り組むべきこと~」


d0238083_1112198.png

関西では子どもたちはのびのびと遊んでいることと思いますが、福島は震災4年目に入ってもまだ厳しい状況が続いています。

東京でおこなわれた保養で、ある赤ちゃんは生まれて初めて芝生に座って草を触りました。一緒に来ていたお父さんは「初めてなんです」と本当に感動しておられました。子どもたちが保養に来て走り回る姿を見てお母さんたちが涙する、そんな状況が、ここ関西での保養キャンプでも見られるのではと思います。

そもそも、私たち一般市民の追加的被ばくの許容基準は、原発事故前まで年間1ミリシーベルトだったはずです。それが今では20ミリシーベルトに変わり、それ以下なら戻って生活しても大丈夫ということになっています。田村市都路地区などでも、最近避難解除がおこなわれました。まだまだこれからも、この20ミリシーベルトが基準になっていくと思います。その中では当然学校も再開されて、子どもが戻っていく。
1時間あたり0.6マイクロシーベルト超、年間5.2ミリシーベルト超というのが放射線管理区域ですが、そこでは不必要な被ばくを防ぐため、不要な立ち入りは禁止、18歳未満の労働は禁止、大人も飲食禁止、寝るのも禁止です。そこで働くには、必ず線量計を身につけ、年間の被ばく量を測定してもらわなければならない。放射線管理区域というのはそういう場所です。
しかも、これは大人の基準で、子どもは何倍も放射線の影響を受けるといわれています。大人の基準を子どもにあてはめようとしています。

福島市では、市政だよりに挟まって、市内の放射線マップが全戸に配布されています。そういう現実があります。そしてその市政だよりによると、今年度の復興事業費の中の「ふるさと除染実施事業」に、福島市だけで877億円もの予算が使われています。それだけのお金をかけなければ除染できない現実があり、除染しただけの効果は確かにある。やらなければならない事業ではあるわけですが、そこに877億円。しかし、除染だけですべてが解決するわけではない。
しかも、追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となる目安をクリアする地域は、福島市全体のまだ2割。除染の進捗率自体は、今のところ福島市全体の3割にとどまっています。

福島市のある場所の舗装路の放射線を測定した結果ですが、道路の左側、真中、右側でそれぞれ、地面からの高さ5㎝、50㎝、1mで測定しています。すでに除染している道路の真ん中は、0.3マイクロシーベルト強。除染済みですので、これよりはもう下がりません。道路の左は側溝の上で、もう少し高くなっています。右側は、側溝の脇に土があるところ。ここが高くて、地上1mですでに0.6マイクロシーベルトを超えています。地上5㎝では1.36。つまり放射線管理区域の倍あるということです。
通学路でも、子どもたちは除染されて線量の下がった道路の真中ではなく、線量の高い側溝や土のある道路の端を通ります。しかも子どもの身長は低い。しかし、「福島市の空間線量」として発表されるのは、地上1mの線量、しかもモニタリングポストの測定値です。
モニタリングポストは、周辺をきれいに掃除して、コンクリートの基礎を打って作っています。ですからほかの場所より線量は若干低めに出ますし、地上に近い線量は測定されません。一般に発表される数値は、このように実際子どもが歩いている場所や、子どもに影響が大きい地上からの距離とは異なる高さで測定されたものであるということを頭に入れてほしいと思います。

ですから、子どもたちもどこなら線量が低いかを考え、できるだけ安全なところを歩くすべを身につければ、無駄に線量の高いところを歩く必要はなくなるんです。放射線に汚染されてしまったところに暮らす子どもたちは、状況を学びさえすれば、無用な被ばくを避けることができるといえます。でも、そういうことは学校ではあまり教えていないと思います。放射線の有用性についてばかり教えるのではなく、身近な線量がどうなのか、どう対処可能なのかということを教えてほしいと思います。

レンガやインターロッキングを全部取るなどしないと、線量が下がらない場所もあります。しかし、それをどこにに持っていくんだといっても、中間貯蔵施設もまだ決まっていないし、仮置き場でさえすでに一杯。やりたくてもできないという状態です。
このような状況の中、外で思い切り遊べない子どもたちに広がっているのが、全国平均を上回る肥満傾向と運動能力の低下です。また、学力の低下もいわれています。発達過程で思いのままに遊ぶことがなく、制限のもとに遊ぶことが常態化していることが、やはり学習面にも影響してくるのではないかと思います。
外に出て遊ばず室内でゲームをしている方がいいという子も増えています。遊びの中で外界に対して働きかけ、そこから得られるものから学ぶということ、自然を相手に自分の世界をつくり出すということが存分にできない現状が、子どもの感覚や感情の発達にどう影響するのかということも、今非常に問題になっています。
また、幼稚園や保育園はほとんど車で送り迎えする、外で身体を使って遊ばないことで、例えば就学年齢になった子のほとんどが片足で立って靴がはけないという話を聞きました。
そういう状況を受けて、今も屋内の遊び場が大規模に整備されています。何億円もかけて作った屋内遊び場もあります。これはこれでいいことですし、必要ではあると思います。ただ、自分で判断し、想像力を働かせながら好きに遊べるわけではない。

子どもの遊び場にとって一番大事なことは何か、という話を聞いたことがあります。
それは、「壊せるかどうか」ということ。前の子がつくったものを壊して、新しく自分で何かをつくる。既にあるものを壊して、マイ・ワールドをつくりだす、そういう中で子どもは育っていく。何十秒で交代だよ、という屋内遊具などの遊びだけでは、ルールは身につくかもしれませんが、自然の中で壊してつくる、という感覚や美意識を養うことはできない。自然の中で遊ぶということは本当に大事なことなんだなあと思います。
d0238083_11101737.png

そうこうする中で、つい先日発表されたのが、「屋内活動だけでは福島県内の子どもの問題解決は難しいので、今後は屋外活動の拡充に乗り出す」という県の方針です。
これは、みなさんがやってくださっている保養プログラムのように、やはり自然の中で遊ぶのが大事なんだと県も認めたということでもありますが、やはりこれはできるだけ放射線から距離を置き、遠方でおこなうことが大切です。とはいえ、毎日の幼稚園・保育園や小学校で、なんとか安全に運動する工夫も必要です。私たちのNPOでは、今、幼稚園などのお散歩コースの線量を細かく測って調査する活動を進めています。

震災以来、まだ一度も外へお散歩に行っていない園もあるようです。県外から安全などんぐりや葉っぱを送ってもらい、それで工作しているところもあるのが現状です。
そこで私たちはこの6月から、実際に子どもたちがどんなコースを歩いたら安全かを園の先生や保護者と一緒に、実際に細かく測って記録することにしました。その結果を共有し、じゃあどのコースならお散歩ができるか、ということを考えるようにしようと思っています。
ホットスポットファインダーという最新の機器を使って測定するのですが、これの特徴は、結果をグーグルアース(パソコン等で地図のように見ることができる衛星画像)に直に反映させられるというところです。福島市のグーグルアースの俯瞰写真と測定結果を重ねることで、子どもたちがどの道の、しかもどちら側を通ればより安全かが、一目瞭然にわかるんですね。
このホットスポットファインダーという計測器は、身につけて歩くだけで空間線量が自動的に、一秒ごとに記録でき、また平均値も設定にしたがって自動で出してくれます。

除染が済んだところは線量は低いですが、各所に高い場所があるものわかります。
たとえば公園でも、隣の家の雨どいからの水がたまる場所は、1.7マイクロシーベルトもある。これがわかるだけで、この公園で子どもたちが遊ぶとき、その場所に近づかないように促し、無駄な被ばくを避けることができます。このように細かく測定して、それを行政に伝えることができれば、重点的にそこを除染してもらうこともできるのではないでしょうか?このような活動をしていくことで、子どもたちの被ばくを避けつつ、日常の運動を量と質を確保することができるのではないかと思っています。

先日、うちの娘が本当だったら行くはずだった小学校の近くで計測しました。テニスコートの前がレンガ敷きなので(放射能物質が染み込んでいて)0.4マイクロシーベルトを越しています。ここに子どもたちが並んで、地べたに体育座りして順番を待ったりするという光景に、とても抵抗がありました。
空間線量をなぜ地上1mと50㎝で測るのか、ご存知ですか?
キリがいいからじゃないんです。大人が1m、子どもが50cmというのは生殖器の位置を想定しているんです。放射線って、次世代を残すための機能に一番影響するから、ショウジョウバエに、次の世代を生ませないように放射線を当てたりするんです。
つまり、こういうところに体育座りするっていうことは、生殖器を危険なところに一番近づけることを意味するんです。
そんなこともあって、ホットスポットファインダー、今は地上50㎝の測定で使っていますが、今後は地上10㎝、50㎝、1mの高さの測定ができるだけの装備をそろえたいと思い、アメリカの団体から支援金をいただいています。

子どもが遊ぶ場所、ひとつひとつ注意しながら生活するというのは、本当に大変なことです。そんなに大変で不安なら避難すればいいじゃないかといわれるかもしれませんが、そうするわけにもいかない。仕事がありますから。自分の子どもに、何かしら身体的な負担を強いてしまってやしないかというのは、大きな不安材料です。だから保養プログラムがあれば、そこに出したいという親御さんがいっぱいいるんですね。
(後半に続く→こちらをクリック
[PR]
by takocamp | 2014-07-04 11:25 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
6月22日、福島市内にて今年のたこ焼きキャンプの参加者ミーティングをおこないました!

午前中は、第2回中だこ会議。
今年のたこキャンに、企画から参加したい! という子どもたち(中だこ)が集まり、先日の第1回中だこ会議に引き続いて話し合いをしました。

第1回よりもたくさん集まった中だこたち。
マスターはじめ、スタッフが着ているのが、できたてほやほやの今年のたこキャンTシャツです!
d0238083_23403384.png


たこキャンでやりたいこと。
たくさんありますね。
d0238083_2343521.png


みーこさん、さえこさんが中だこたちの意見をひとつひとつ聞きながら、やりたいことや、今年のキャンプでのルールなどをまとめていきました。
これが、午後からの子ども全体ミーティングの基礎になります。
d0238083_23433737.png
d0238083_2344068.png


中だこ会議の存在が、今年のたこキャンを変えるか?
子どもたちのパワーに期待です!
d0238083_23472230.png




さて、午後からはいよいよ、全体の参加者ミーティング。
子どもたちとともに、たくさんのお母さん、お父さんたちも参加してくださいました。
まずは、今年のたこキャンの概略説明です。
d0238083_005996.png

今年のたこ焼きキャンプは、
7月27日~8月1日まで神戸市の「須磨の家 ふくふく」
8月1日~8日まで姫路市の「淳心の家」
に宿泊します。

初めての神戸。
そして、去年に引き続いての姫路。
今年も、地元をはじめ多くの方々の支援が集まって、たこ焼きキャンプは開催されます。


説明のあと、子どもたちの話し合いが始まりました。
d0238083_032123.png
グループ分けも決まり、自分たちでつくる食事のメニューをはじめ、みんな真剣に考えました!
d0238083_035446.png
d0238083_041417.png


初参加の子どもも、だんだんなじんできました。
d0238083_064447.jpg
d0238083_071392.png

さあ、キャンプ中にみんなどんなふうに仲よくなっていくかな?
海水浴やプール、もちろん今年も夏祭りや花火、きもだめしもやりますよ!



たくさんの意見が飛びかい、活気あふれる参加者ミーティングとなりました。
県内各地から福島市に集まってくださったみなさん、お疲れさまでした!
7月27日からの開催を前に、いよいよ今年のたこキャン、本格始動です!


(前回記事でご紹介した吉野裕之さんの講演会、内容掲載は次回更新となります。
大変充実した内容ですので、ぜひみなさんにお読みいただきたいと思います。
すみませんが、もうしばらくお待ちください!)
[PR]
by takocamp | 2014-06-26 00:24 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
6月8日、今年のキャンプ前半の宿泊場所でもある「須磨の家 ふくふく」にて、たこ焼きキャンプ講演会をおこないました。
d0238083_20544885.png

今回は「福島で希望を持ち続けるために~今、子どもたちのために取り組むべきこと~」と題して、吉野裕之さんにお話ししていただきました。
d0238083_205040100.png

吉野裕之さんは、福島市在住。震災後、奥さんとお子さんは京都に避難されましたが、吉野さんご自身は福島市に住み続け、子どもたちを放射能から守る活動をさまざまに展開しておられます。

吉野さんには前日から「ふくふく」にご家族とお泊りいただき、ゆっくりと過ごしていただいたあと、この日の午前中は関西の保養団体のスタッフに向けてのお話をしていただき、午後からたこ焼きキャンプ主催の講演会となりました。
d0238083_2051361.png
d0238083_2051223.png

遠方からも含め、たくさんの方にお越しいただき、大変充実した講演会となりました。吉野さんのお話の内容については、後日ブログにてくわしくお伝えします!

こちらは、会場受付に展示した今年のたこキャンTシャツの宣伝。
d0238083_20515389.png

今年も「着る支援」として、新しいイラストでオリジナルTシャツを作成。代金2,000円のうち1,000円がたこ焼きキャンプへの募金となります。
現物はこれから出来上がるところですが、この日の会場にて予約を受け付けたほか、たこキャンHPでも予約販売を開始しています(こちらをクリックしてくださいね)。また、いつもミーティングでお世話になっている明石の「作業所ほのぼの」でも6月21日ごろより店頭販売していただきます。
みなさん、ぜひお買い求めください!
d0238083_20522155.png

参考までに、こちらがモデル着用の(!)これまでのたこキャンTシャツとなります。
右から2011年、12年、昨年のもの。
今年のカラーは元気なゴールデンイエロー。出来上がりをどうぞお楽しみに!


それでは次回より、吉野裕之さんの講演内容をレポートします!
[PR]
by takocamp | 2014-06-11 20:56 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
今年の夏も、たこ焼きキャンプの開催が近づいてきました。
リピーターを中心に参加者をつのってきましたが、現在、若干名の空きがありますので、以下のように参加者の一般募集をおこないます。
今年のたこ焼きキャンプに参加を希望される方は募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。
なお、今回の募集については、原則として申込み先着順に参加者を決定させていただきますのでご了承ください。


《たこ焼きキャンプ2014 参加者一般募集要項》

●キャンプ日程 2014年7月27日(日)~8月8日(金)
●宿泊場所 
兵庫県神戸市内「須磨の家 ふくふく」(7月27日~8月1日)
兵庫県姫路市内「淳心の家」(8月1日~8日)

●キャンプ内容(予定) 
東北・東海道新幹線にて往復、海水浴・プール・外遊び・夏祭り・食事作り・観光など。子どものペースにあわせ、のびのびと楽しく過ごします。

●今回募集人数 若干名(全体の実施人数は、約35名となります)

●今回募集対象 
福島県および放射線量の高い地域に居住する小中学生
(キャンプの全日程に参加できることを条件とします。また、6月22日(日)福島市内での参加者ミーティング(説明会。詳細は追って連絡)に保護者同伴で出席をお願いします)

●参加費  
交通費、宿泊費、食費を含めたキャンプ実施費用のうちの自己負担一人3万円(きょうだい割引あり。非課税世帯については半額)

●応募申込み受付期間  
2014年6月7日(土)20時~6月9日(月)23時
この日時より早く(または遅く)申し込みされた場合は、応募対象外となりますのでご注意ください。

●申込み方法  
メールのみ。宛先:takocamp@gmail.com 
「たこ焼きキャンプ参加希望」とタイトルに明記のうえ、以下の項目を書いて送信してください。

①参加者氏名(ふりがな)
②学年
③保護者氏名(ふりがな)
④〒と住所 
⑤保護者メールアドレス(携帯メール、パソコンメールどちらもお持ちの方は、必ず両方書いてください)
⑥保護者(連絡のつきやすい方)携帯電話番号
⑦緊急時連絡先電話番号(もう一人の保護者携帯、または職場、実家等明記)
⑧保養キャンプの参加経験(キャンプ名、参加日数も具体的に)
⑨特にスタッフに伝えたいことがあれば何でも

●原則として先着順とします。結果(参加の可否)については、6月11日(水)以降にメールにて個別にお知らせします。

●これまでのたこ焼きキャンプの活動については、下記HPや、このブログの過去記事をご覧ください。
「明石であそぼう!たこ焼きキャンプ」HP
http://outdoor.geocities.jp/takoyakicamp/index.html

●質問等はこちらまでお気軽にどうぞ。
E-mail:takocamp@gmail.com
電話:090-5805-2107(事務局)
[PR]
by takocamp | 2014-06-06 11:40 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)
4月6日、郡山市民文化センターにて「中だこ会議」がひらかれました!

これは、たこ焼きキャンプの企画に参加したい!と手をあげた子どもたちが集まって、今年の夏のキャンプについて話し合うという初めての試みです。
(たこキャンの大人=大だこ、中学生・高学年=中だこ、低学年・就学前=小だこ… ということで、『中だこ会議』と命名!)
d0238083_23405787.png


たこキャンスタッフは、マスターはじめ4名が前夜から郡山へ。
当日は、7人のたこキャンキッズが福島県内のあちこちから郡山に集合しました。
残念ながら参加の都合のつかなかった子もいて、たまたま女の子一色の会議となり、にぎやか、にぎやか!
再会すると、まるで昨日まで一緒にあそんでいたかのような雰囲気のスタッフと子どもたち。
d0238083_2341382.png


先日出来上がった新しいたこキャンリーフレットを、子どもたちに見てもらいました。
去年のキャンプのことを思い出しながら、みんなリーフレットを見ていました。
d0238083_234438100.png



まずは、マスターから今日の会議についての説明。
原発事故があって、子どもたちに関西に来てのびのびあそんでもらいたいと思って、このキャンプはできたこと。これまではスタッフなど大人がキャンプの内容を決めていたけれど、これからは子どもたちに主体になってもらい、みんなでキャンプを作っていきたいということ。
今日は、みんながこの夏のたこキャンをどんなキャンプにしたいか、何をやりたいか、意見を出し合っていろいろなことを考えていきたいと思います!
d0238083_23445341.png


この夏、はじめて前半の宿泊場所となる「須磨の家 ふくふく」の場所、どんな家なのか?の説明など。
 「おしおきべや」って何? 
 近所に駄菓子屋さん? 
 不思議なお寺? 
子どもたちの興味はふくらみます。
d0238083_23541511.png



そのあとは、みーこさんとねもっちが進行役になり、今年のキャンプの日程にそって、
 「今年、どんなことをやりたいか/やりたくないか」
 「キャンプ中に行きたいところ」「食事づくりをどうする?」
 「グループ分けは?」「勉強は?」
 「きまりごとは必要?どんなきまり?」
など、いろいろなことについて意見を出し合いました。
スタッフからは提案せず、子どもたちから声が出るのを待って、出た意見を紙に書いて貼っていきます。
d0238083_033355.png

d0238083_2355878.png

最初はちょっともじもじしていた子どもたちも、だんだんしっかりと意見を口にするようになっていきました!

「去年のキャンプでは、朝食当番で早く起きるのがつらかったから今年は簡単な朝ごはんにしたい」
「じゃあどんなメニューだったらいいかな?」
「夏祭りはやっぱりやりたい!」「どんなことをする?」
「神戸観光では、ここに行きたい!」「どうやったら行けるか調べよう」
「勉強は、時間を決めてやる部屋を作ったらいい」
「DSとかマンガはどうしよう?」「自由でいい!」「それだったらふだんとおんなじだよ」

などなど、本当にいろいろな声が出ました。
子どもたち同士で意見を言い合い、解決の方法も少しずつ考えていきます。
d0238083_2356612.png



お昼ごはんをはさんで、午後からは「中だこ新聞」をみんなで作成。
今日話し合ったことを、分担して紙に書いていきました。
d0238083_23564297.png

これをつなぎ合わせて縮小コピーして、新聞を作ります。子どもたち、すごい集中力で取り組んでいました。
d0238083_2357265.png

d0238083_23572088.png

d0238083_23573671.png




午後からは、お母さんお父さんたちも会場に集まってこられ、いろいろなお話をうかがうことができました。
d0238083_23591570.png

福島県内では、短期の近場への保養は盛んであるものの、遠くへの保養はなかなか難しくなってきていること。
子どもたちの生活の場のあちこちに仮置き場ができて、除染で発生した廃棄物など放射線を含むごみが積まれていくことに、慣れていかざるを得ない現実。
わが子を被ばくからできるだけ遠ざけるために努力を続ける親御さんも、長く続く被災地での暮らしに疲れたり、感覚をまひさせなければやっていけない状況があることも改めてよくわかりました。
また、子どもたちがどれほどたこキャンを大切に思い、楽しみにしてくれているか、ということを何人もの親御さんから聞き、うれしいと同時に改めて責任の重みも感じたスタッフでした。


d0238083_23593935.png

もちろん、今回の「中だこ会議」ですべて決定ではなく、ここで考えたことを6月の参加者ミーティングに持っていき、そこで今年参加する子どもたち全員の意見とすりあわせることになります。
大人におまかせ、ではなく、子どもたちひとりひとりのやりたいことを出してもらい、お互いの希望をかなえたり、みんなが気持ちよく過ごせるためのルールづくりも考える。
子どもたち自身がキャンプの主人公なんだ、という気持ちをもってもらう第一歩になったのではないかと思います。

はじめての「中だこ会議」に参加した親子のみなさん、おつかれさまでした。
充実した楽しい時間をありがとうございました!
[PR]
by takocamp | 2014-04-09 00:05 | たこ焼きキャンプ2014 | Comments(0)