たこ焼きキャンプ2017 〈3〉 須磨で、もっといろんなこと!
【イルカにさわって、自然を感じて。】
夏休み、須磨水族園ではイルカタッチというイベントがおこなわれています。
ブールに入り、イルカの体を直接さわれるという貴重な体験。
このイベントに、たこキャンの子どもたちも参加しました!
最初はちょっとこわごわ…
でも、すぐに興味津々でイルカのひれや背中に触れる子どもたち。
「かわいかった!」
「さわりごこちは… ナス!」
という声が。ん、ナス…?
イルカの皮膚はいがいに固くて、でもその中はやわらかい…そんな感じだったそうですよ。
水族園の展示もいろいろ見て、触れて。
また別の日。
今度は、林の中へ。
須磨離宮公園は、たくさんの野鳥や多くの植物が生息する場所です。
この日は、鳥や草花にくわしい「明石 のはらくらぶ」の丸谷さとこさんが同行してくださいました。
林の中で、自然の音を聴きます。
吹きわたる風の音。ゆれる木の葉の音。鳥のさえずり。
落ち葉を拾って、その香りを嗅いでみます。
どんな匂いがするかな?
ほら、ダンゴムシ。
地面にも、たくさんの命がいっぱい。
虫めがねで、もっともっと観察。
そのあとは、公園の奥へと進み、澄んだ空気の中でアスレチック!
【須磨で過ごした日々のこと。】
須磨の宿舎での毎日。
笑ったり、怒ったり、膝をすりむいたり、ケンカしたり、仲直りしたり…。
体調を崩した子もあり、ほんとうにいろいろなことがありました。
宿舎の台所にて。
朝ごはんを食べるスタッフのところに、子どもたちがやってきます。
「頭を出してくださーい。ヅラ検査しまーす」
「みんな、ちょっと集まって~」
マスターから、男子に何か相談があるようですよ。
宿題もやらなくちゃだし。
外に飛び出しては虫とり。
「あそこにいる!」
たこキャン男子、たこを食す!
「やっぱ、コレでしょ!」
いつもたこキャンを応援してくださっている、美容師の藤本仁司さん。
今年も子どもたちを、ヘアアレンジで変身させてくださいました!
どこのおしゃれさんたち?
みんなゴージャスに、すごくかわいくなりました!
「この髪、くずしたくなーい!」この夜はみんなそーっとこのまま休みましたよ。
の声に、はじめは戸惑っていた男子たちでしたが、
「ちょっと整えるだけで、かっこよくなるよ!」
という藤本さんの声かけに導かれ…
「僕、今食事当番で料理中なんスけど…」
なるほどのエプロン姿で、変身中。
上級生男子、勢ぞろいで決めた!
ジャニーズ? いや、たニーズ?
みんな表情まで変わっちゃってモデルさんみたい!
【おでかけは、たのしい。】
グループに分かれて、おでかけも。
朝からそわそわの女の子たちは、学生ボランティアさんにちょっぴりお化粧してもらいました。
出かける前は、けっこうな大混乱。
みんな自分たちで出かける先やお昼ごはん、交通費も含めて予算を立てているので真剣です。
付き添うボランティアさんたちも一緒にミーティング中。
須磨寺の歴史をたどる…というか…
いやいやこのあとちゃんとお寺見学もしましたよ~!
明石まで足をのばし、念願の明石焼きをパクッ!
「おいし~♪」大好評でした。
どうしても行きたかった、猫カフェへ。
猫も僕も、とってもしあわせ。
子どもたちが自分で決めて計画するおでかけも、たこキャンの大事な行事なのです。
次回、たこキャンは須磨を離れ姫路へ移動。
そこでもたくさんのできごとが待っていました。引き続き、更新をお楽しみに!