「小さき声のカノン」上映会@東大阪
「小さき声のカノン」は、「六ヶ所ラプソディー」や「ミツバチの羽音と地球の回転」などで知られる鎌仲ひとみ監督の、ドキュメンタリー最新作です。
原発事故後、避難せず福島で子どもたちを守りながら生きていく選択をしたお母さんたち。
事故後30年近くたっても健康被害が絶えないチェルノブイリ原発周辺で、子どもを守り続けるお母さんや小児科医。
日本での民間団体主催の保養キャンプの様子や、国費でずっと続けられているベラルーシでの長期保養キャンプの様子なども紹介されています。
(映画のくわしい紹介はこちらをクリック!)
日本でもベラルーシでも、お母さんたちは子どもを守るために勇気をふりしぼって声を上げ、行動している。
ひとりひとりの声は小さくても、その声はカノン(輪唱)のように広がり、世界を動かしていく。
鎌仲監督のそんな思いがこめられた「小さき声のカノン」。
私たち保養に携わる人間のみならず、多くの人にぜひ観てもらいたい作品でした。
上映会場のロビーに、たこ焼きキャンプもブースを出させていただきました!
Tシャツ(残りわずか!)、手ぬぐい、缶バッジと、たこキャングッズを販売。
今回は、手ぬぐいが人気でした!
たこキャンスタッフ兼、この上映会スタッフ・さえちゃん作の、美味しくて体にいい食べものの販売もありました。ほかにも関連本の販売など多彩なブースが出店。
映画の上映後、いくつかの団体・個人のスピーチがおこなわれ、たこ焼きキャンプも参加しました。
事務局からは、保養のネットワークやたこ焼きキャンプの様子、そして保養キャンプの役割や意義についてもお話しさせていただきました。
さえちゃんからは、キャンプの食についての話。
身体にいい安全な食べものをみんなで広げていきたいという思いがこもっていました。
ほかにも、放射線の影響について調査されている小児科医のグループの報告、関西の放射線測定室や給食の安全を求めるグループの方のお話、福島で暮らすお母さんからの手紙の朗読など、それぞれ中身の濃いスピーチが続きました。
映画を観られた方にとって、さらにさまざまな知識を深めることができたのではないでしょうか。
大きなイベントは準備段階から開催、後の作業にいたるまで、主催側にとっては本当に大変なものですが、多くの人がひとつの作品を観るために集い交流する場を作ることは、かけがえのない財産となると思います。
「小さき声のカノン」上映実行委員会@東大阪9.22のスタッフのみなさん、ほんとうにお疲れさまでした!
そして、たこキャンもこの場に参加させていただき、ほんとうにありがとうございました!
同じ日、神戸・三宮で開催された「ハッピーマルシェ」。(HPはここをクリック!)
こちらのイベントも、売り上げをたこ焼きキャンプに寄付してくださるとのこと!
マスターが会場で、保養について&たこキャンについてお話しもさせていただきました。
こちらの方は写真がなくて残念ですが、ぜひここをクリックしてイベントの様子をご覧ください!
「ハッピーマルシェ」のスタッフのみなさんにも、心よりお礼申し上げます。