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 「福島の子どもを招きたい! 明石プロジェクト」が主催する「たこ焼きキャンプ」のブログ


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たこキャン同窓会2013 in 猪苗代湖畔(後編)

12月8日、たこキャン同窓会2日目の朝。ホテルの窓からの風景です。
猪苗代湖の向こうは雄大な雪山。美しい~
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ホテルから出ると、すぐそこは湖畔の砂浜。
カモや白鳥がたくさんやってきて、子どもたちは大はしゃぎです。
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朝食後、来年のキャンプに向けての子どもミーティング(人呼んで《中だこ会議》?)が開かれました。
たこキャンらしく、強制ではなかったので全員は集まらなかったのですが、参加した子どもたちからは活発な意見が出されました。
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「来年は夏祭り2回やりたい!」
「花火はぜったい!」「中華街とか神戸観光したい!アニメイトも行きたい!」
といろいろな希望が出ました。
キャンプ中にみんなが集まりづらいのをどうしたらいいか?という問題では、
「チャイムを鳴らしたらいい」「いっそみんなで雑魚寝!?」「雑魚寝はやだ~」
などなど。
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これまで、キャンプ前の説明会をかねた参加者ミーティングで子どもたちの意見を聞いてはいましたが、前年のうちからこうして子どもたちに企画に参加してもらうのは初めて。
実は来年は受験で来られないという子も参加していたのですが、「受験が終わった再来年は必ず来ます!」と力強く約束してくれました。

3年目のたこキャン。こうして子どもたちがぐんぐん成長して「こんなキャンプにしたい」という気持ちでかかわり続けてくれる、そんな形が見えてきたことを実感しました。



さて、そのあとは全員で「傘袋ロケット作り」のワークショップ。
講師は、くうちゃんのお父さんです。
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宇宙少年団のお手伝いもされているという、くうパパ。スーパーなどに置いてある傘袋を使って簡単なロケットの作り方を教えてくださいました。
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みんな説明を真剣に聴いてますね~
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ロケットにつける尾翼は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のロゴ入りです!
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まずは傘袋をふくらませて…
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ちょっとあやしい光景!?
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先頭と尾翼を貼りつけます。
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子どもたちが作業中は、大人はそれぞれにおしゃべり。
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「できた!」「わ~すごい」
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「さあ、飛ばすぞ~」
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いろいろと凝って作ってる子もいます。
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「遠くまで飛ぶかな~」
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みーこさんに何か伝えたいあゆちゃん。
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「わたしたちのロケット、見て~☆」
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みんなでロケットを持って記念撮影。
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さて、今度は湖畔に出て、くうちゃん作の特製ロケットの発射を見せていただきました。
なんと100メートルも飛ぶという、本格的なこのロケット。動力は水です。

圧力をかけて、かけて…
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さあ、発射するよ!!
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…あれ? しーん。
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と思ったら見事発射成功!
砂浜をものすごい迫力で飛び、大拍手でした!
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このあと、ひとりひとりにおみやげまで渡してくださった、くうパパ。
子どもたちに楽しい時間を本当にありがとうございました!


ホテルでの最後の時間。すーさんを囲んで。
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いよいよ出発です。ここでお別れの親子もいて、名残惜しい。
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バスに乗り込みます。
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外は雪が舞っています。また来年会おうね!
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バスの中でも大はしゃぎだった子どもたち。とうとう郡山に到着しました。
ここでスタッフはお別れ。ちょっぴりさびしいけど笑顔で。
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また会いましょう!
お互い元気で!来年を楽しみに。
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ここからスタッフのうち7人は、郡山にあるグループ「3a(スリーエー)」の事務所におじゃましました。
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3aは、原発事故後の放射線への不安を軽減し、少しでも親子が安心して暮らせるようにとお母さんたちが立ち上げた団体です。
事務所の中に放射能測定器を備えて市民の希望にこたえて食品などの放射線測定をおこなうほか、奈良から取り寄せた安全な野菜を毎週事務所で販売、集まったお母さんたちとお茶を飲みながら語り合う集いを開くなど、さまざまな活動を続けておられます。最近は振津かつみさんを招いて、毎月講演会も開催されているとのこと。
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機器の整ったひろびろとした事務所に思わずうらやましさ全開になり、維持費について質問をぶつけてしまう、たこキャンスタッフ(私です)。
こちらもやはり市民からの寄付でほぼ成り立っているそうで、これから長く継続していくにはどこも同じような危機感を感じ、新たな運営方法を模索しておられるようです(うーん、やっぱり…)。
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お母さんたちが郡山の町中を自転車で走り回って測定した汚染マップなど、エネルギッシュな活動ぶりに感銘をうけました。
対応して下さったスタッフさんも、とてもすてきな方ばかりでした!
3aのみなさん、お忙しいところいろいろお話しいただき、ありがとうございました。
今回の同窓会も含め、やはり実際に現地に行き、じかにお会いして初めてできるつながりの大切さを、改めて実感しました。


最後は、郡山市内のモール内にある「ふくしまインドアパーク」を見学しました。
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ここは原発事故後に作られた民間経営の室内遊び場で、同じ会社の経営でもっと大きな遊び場が南相馬市にあります(マスターが以前、南相馬を訪問したときにこのブログでもレポートしました)。
ここはモールの中なので、ごく小さな規模ですが、公営の広大な室内遊び場が郡山市内にほかにもあるとのこと。
こちらは、買い物途中に立ち寄れて、短時間子どもたちが遊ぶにはいいところだなと感じました。


子どもたちが…
いや、大きな人も遊んでいますよ!?
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このインドアパークは、東京の会社が原発事故の後に子どもたちの安全な遊び場を確保しようということで福島県内に作ったものだそうです。
被ばくの不安の中、制限される外遊びで子どもたちの体力や健康面が懸念されている中、こうした室内遊び場は必要不可欠なものでしょう。
とはいえ、本来は外でのびのびと遊ぶ権利がすべての子どもたちにあるはず。複雑な思いをかかえながら、インドアパークをあとにしました。
営業終了間際にいろいろご説明くださったスタッフのみなさん、ありがとうございました。
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たこキャン同窓会2013の2日間、いかがでしたか?
今回の同窓会が3回目になったわけですが、今回は特に、同窓会という形でスタッフが福島に行き、たこキャンファミリーと交流することの意味を深く感じました。
ただ長期休みにキャンプに来てもらうだけでなく、こちらから出かけて行き、肌で子どもたちの暮らす場所を感じ、ご家族とも顔を合わせて語り合う中で初めて見えてくるものがあること。
保養の意義は、子どもたちの心身の安全のためだけでなく、被災地と遠隔地をつなぐ架け橋でもあるのだと改めて感じた2日間でした。

今回、大変な準備から進行、雑事すべてを引き受けてくださった、ふみちゃんのお母さん、お父さんに心からお礼を申し上げます。
同窓会をお母さんたちが運営してくださることも、本当に意味深いことだと感謝しています。
たこキャン同窓会にかかわったみなさん、本当にお疲れさま&ありがとうございました!
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by takocamp | 2013-12-12 16:11 | たこ焼きキャンプ2013 | Comments(0)