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 「福島の子どもを招きたい! 明石プロジェクト」が主催する「たこ焼きキャンプ」のブログ


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ダンゴムシ戦隊ダンゴレンジャー ~ダンゴレッドあやうし!?

たこキャンブログ名物、「ダンゴムシ戦隊ダンゴレンジャー」。
一部に熱狂的ファンを持ち、着ぐるみ製作のウワサすらあるこのシリーズ。
待望の(?)新作登場です!


***
~ダンゴムシ戦隊ダンゴレンジャー ~ダンゴレッドあやうし!?~  

私の朝は紅茶を入れることから始まる。

忙しい一日のはじまる前の家族との一時、ゆっくりと時間をかけて紅茶をいれて過ごすのが私の大切な日課だ。
さわやかな朝の陽ざしの中で、温かい紅茶をのみ、私の脳は活性し始めるのだ。
娘のメアリーは来週末にあるダンスの発表会の練習の事をずいぶん時間をかけて説明してくれている。もちろん必ず発表会には行く事にしている。こんどの件が片付けば。
朝食を終えて、シャワーを浴びスーツに着替え、扉をあけるとそこは既に公の場面となるのだ。
「おはようございます大統領閣下(ミスタープレジデント)!」
「おはよう。バーンズ。いい天気だな。」
「本当です。この天気のように我軍団の勝利が来る事を信じております。」
「うむ、そう願いたいな。さっそくブリーフィングを始めてくれ。」

「はい。今朝は2件の議題です。まずは、先日の《北の雪崩作戦》で行方不明となっていました、精鋭部隊の隊員が見つかりました。」
「ようやく見つかったか。たかが雪合戦で負けたからって、どうせすねて隠れてたんだろう。」
「しかし、どうも様子が変なんです。地下にとてもいい店があって、何でも青汁ハイボールという今まで飲んだ事のないような美味い飲み物があるとのことです。それにとても美しい女がいると騒いでいます。」
「何?地下に美女?妙な薬でも飲んだのか?」
「いえ。本人はいたって健康のようです。」
「うむ、あんなところにそんな店があるのか。」
「現在場所を確認中ですが、どうしても行く事が出来ないようです。」
「へ?そんなに辺ぴな場所なのか。」
「名刺はもらったらしいのですがどうしても行けないようで。」
「ちゃんと探してこい。わかったらすぐ私にも報告しろ。」
「は!わかりました。大統領閣下。それと次の件ですが、今日はその件で、一人お招きしている方がいます。」
「ああ、そうだったな。入ってもらえ。」
「光明寺博士、こちらへ。」
「おはようございます光明寺博士。朝早くにお越しいただき、すいませんな。」
「いや大統領、わしは別に朝は苦手じゃないがのお、こういう明るい場所はあまり好かんだけじゃがのお。早く家に帰りたいがのお。やっぱり木の根っこの下がいいがのお。」
「えっ、ああ、お忙しい中、痛み入ります。ただ、この前の一件、博士が開発したARACHNE1の失踪については私たちも大変憂慮しておるのです。そのような国家機密が行方不明になるということは私どもにとっても見過ごせない事。」
「ああ、あいつのことはわしも心配じゃがの。どこにいってしもうたんじゃがのお。じゃが何、あれは単なる介護ロボットじゃから気にすることはないがの。」
「博士、いまさらとぼけなくてもいいんですよ、本当は介護ロボットではないんでしょう?博士が秘密裏に開発した、対人特殊暗殺用ロボットだと聞いていますよ。」
「誰がそのような事を!?、誰じゃ!!」
「ああ、博士とぼけなくてもいいのですよ。すべて調べてあります。そうだな、バーンズ。」
「はっ。我々の諜報機関の報告書によりますと既に完成段階に至って居り、実戦配備を待つのみであるとの情報であります。」
「へ?、、いや介護ロボットじゃがの。得意技は適便じゃ。確かに開発には時間がかかったがの。」
「え?、、そうなの。」
「ああ。そうじゃがの。あんたがそういうんじゃから国家機密と言えばそうとも言えるかも知れんがの。これから超高齢化の時代じゃからのお。それが突然どっかいってしもうたんじゃがの。心配じゃがの。」
「バーンズ補佐官!」
「はっ!」
「どういうことだ。!」
「はっ!へえ?!も、申し訳ありません!さ、再調査のうえご報告いたします!」
「もう帰っていいかの?」

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カランカランカラン
「イラッシャ~イ!」
「ああ!アカネた~ん!!こっち来て一緒にダンゴレンジャー僕と唄ってくれませんか!!」
「イイノ?ホント?ウレシーイ!ウタウワヨ、レッドサ~ン!モットノンデノンデ!ソレソレ!」
「ひゃ~!!ばんざーい!ダダンダーン!!わーい!」
「カンパーイ!ア、ボトルアイチャッタ!アタラシイノイレテイイ?」
「いいです!いいです!いいでしゅよ~!!」

「う~ん、ほんまアカネのやつ水商売板についてきよったなあ。確かに最終兵器かもしれへんなあ。」
「レッドはこわれちゃったわねえ。」


ダンゴレッドへの攻撃は静かに進行中だった!どうするダンゴレンジャー!!

                                               (作・吉見京樹《工場長》)
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by takocamp | 2012-03-15 16:36 | ダンゴムシ戦隊ダンゴレンジャー | Comments(0)